相談相手のユンギさん (ページ2)

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大人の女ページ2

――

私はある大企業の代表だ

まぁ、仕事のできる女っていう風に言われる

だからこそ、ほかの企業のお偉いさんに告白的なものをよくされて、付き合う。

でも、結末はいつも同じ

いつも、別れ際に言う言葉も同じ

『思ってた女と違う何を考えているのかわからない』

いつもそういって別れを告げられる

相手から告白してきたのに、振られるのはいつも私

そして、そんな私をなんだかんだ慰めてくれるのもいつも同じ

ユンギさんだ

振られれば、ユンギさんのバーへ行き、告白されても行くところは同じ

告白されたってお祝い的な感じでバーに行くのと、
振られたって慰めてもらいに行くときも

どんな時でも、ユンギさんは私にとって大きな存在だった

本当は、ユンギさんが好きだ

それでも、ほかの男と付き合うのは、

彼の目に、私が映ってないからだ

だからこそ、ユンギさんを諦めるために他の男と付き合うんだ