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有岡side
薮くんと電話が切れて、特になにもせずぼーっとしていた。
明日から、ちゃんと仕事できるかな。
上手く笑えない気がする。
笑うのが怖く感じる。
そう思うくらいなら、俺はいないほうがいいよね。
少し時間が経つと、インターホンが鳴った。
…メンバーだ。
「…、はい」
『あ、大ちゃん、入っていい?』
「、ちょっとまって」
『わかった」
インターホン越しに話す。
正直、メンバーには会いたくない…。怖いから。
恐る恐る、鍵を開けてドアを開けた。
「ありがとう、開けてくれて」
「いや…、入んないの?」
「あ、じゃあ、入るね。お邪魔します。」
BESTから入って、次に7が来て最後に山田が入ってきた。
「適当に座っていいよ、」
「うん」
「…」
お互い沈黙が続く。
その沈黙は俺が破った。
「なんか…ごめんね?、いろいろと迷惑かけて。こんな俺がいると嫌になるでしょ?…仕事もしづらいでしょ?…いないほうがみんなのためだと思うんだ。俺は。…こんな俺、いるだけでも迷惑、だよね…」
「そんなことないっ、!」
そう言ったのは山田だった。
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やぶありLOVE(プロフ) - 続き気になります! (2019年11月29日 11時) (レス) id: 860a630a63 (このIDを非表示/違反報告)
ミーオム(プロフ) - 続きが楽しみです頑張ってください! (2019年8月23日 17時) (レス) id: dd7afd32a1 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 更新待ってました!頑張ってください! (2019年7月9日 13時) (レス) id: a2aa76141e (このIDを非表示/違反報告)
ホーリー007 - 大ちゃんには、失礼かもだけど、こういう話めっちゃ好きやねん♪ (2019年6月10日 22時) (レス) id: 83dcd98d4d (このIDを非表示/違反報告)
ホーリー007 - 待ってました! (2019年6月2日 15時) (レス) id: 6632e5a6b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怪盗あーりー | 作成日時:2019年5月14日 15時