■ ページ5
有岡side
楽屋を出てから少し経つと、後ろから声が聞こえてきた。
「大ちゃんっ!待って!、止まって!」
「有岡くん、ちょっとまって!」
「大ちゃん、行かないで、はなしをきいてっ!」
ごめん。今の俺だとみんなに言う言葉が見つからないや。
俺を呼ぶ声を無視して走る。
「待って!大ちゃんっ!」
後ろから手を掴まれて、足が止まった。
「はぁっ、速いよ大ちゃん…、追いついた、はあっ」
俺以外のBESTメンバーと…山田がいた。
「離して、」
「いやだ」
「離してって、」
「いやだっ」
「…っ、離せよっ!」
「…っ」
「ぁ、ごめん」
「大ちゃん、さっきはごめん、言いすぎた…」
「…でも、そう思ってるからいったんでしょ?…、もういいよ」
「でも、」
「帰らせてよ、!、もう仕事終わったじゃん、…今は俺のことほっといて、一人にさせてよ…」
泣きながら、こう言った。
「ごめんね」
そう言って、走って帰った。
232人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やぶありLOVE(プロフ) - 続き気になります! (2019年11月29日 11時) (レス) id: 860a630a63 (このIDを非表示/違反報告)
ミーオム(プロフ) - 続きが楽しみです頑張ってください! (2019年8月23日 17時) (レス) id: dd7afd32a1 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 更新待ってました!頑張ってください! (2019年7月9日 13時) (レス) id: a2aa76141e (このIDを非表示/違反報告)
ホーリー007 - 大ちゃんには、失礼かもだけど、こういう話めっちゃ好きやねん♪ (2019年6月10日 22時) (レス) id: 83dcd98d4d (このIDを非表示/違反報告)
ホーリー007 - 待ってました! (2019年6月2日 15時) (レス) id: 6632e5a6b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:怪盗あーりー | 作成日時:2019年5月14日 15時