俺、笑い方を忘れました。

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山田side




昨日、遅くまで仕事があってかなり疲れていた。





今日もいつも通り時間に間に合うように支度して、家を出て楽屋についた。




やっぱり大ちゃんは来てなくて。






少し集合時間に遅れてきた大ちゃん。




少し怒られるだけ。





なんで、？俺は夜遅くまで仕事があってもちゃんと時間守ってるじゃん。




遅刻してても、こっちの気も知らずに笑ってる大ちゃんを見て、イライラした。






話しかけられたけど、冷たく返す。




少し傷ついた顔をする大ちゃん。




ごめん、って思ってるけど素直に言えなくて。







撮影が終わってみんなで盛り上がってる時、大ちゃんに話しかけられた。




ついに俺のイライラは限界を達して、大ちゃんに俺の思ってることを言った。






俺が他の人に言われたら傷つくことを。



開いた口からは、大ちゃんに対する言葉が止まんなくて。






言いたいことを言いたいだけ言ってしまった。




気付いた時にはもう遅くて。






大ちゃんは目にいっぱいの涙をためて楽屋から出た。





やばい。言いすぎた。





「BESTと山田で追いかけてくるっ！」





薮くんがそう言って急いで楽屋を出た。

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