存 在 感「歌い手」

番外編 バレンタイン ページ9

A視点

今日は2月14日…バレンタインだな
奏用にチョコ作るか…

＞ピーンポーン

「あ、はい、今出ます」

ガチャ

坂「やっほー！A！」

バタン

…幻覚だろうか、今坂田が見えた気がする

坂「ちょっ！しめやんといてやー！」

うげっ…幻覚じゃなかった…！

「…何しにきたの」

坂「今日バレンタインでしょ？チョコ欲しいなって！」

「太るぞハム」

坂「うらたさんにも言われた…いいもん！別に！」

いいのかそれで

「なんで私なんだよ…」

坂「ん？…なんでなの？」

「なんでなんだろうね！！！質問を質問で返すな！」

坂「えへへ…なんとなくAから欲しいなって！」

「あざと…奏用に今から作る所だったからついでにつくってあげるよ」

坂「ほんとっ？！いやぁ…嬉しいなぁ」

ピーンポーン
ガチャ

…は？

ま「ドアが開けっ放しだなんて無防備ですね！空き巣被害にでもあったらどうするんですか！」←

「そ れ は お 前 だ よ」←

そ「お邪魔虫〜」←

キャラを保て！
そしてドア閉めろよ！

「ドアくらい閉めれないのか！」

バタンッ

ピーンポーン

またかっ！

「はーい」

ガチャ

う「お邪魔していいー？」

…なんとなくわかって来た気がする

セ「Aちゃん、こんにちは」

志「おぉー！初めて来たわー」

「…一応聞くけどなんできたの」

「「「バレンタインだから」」」

「おまえらぁあああ！」

奏「あれ？ドア開いてる…ってちょっ！A落ち着いて？」

奏が輝いている…？

「だって奏！バレンタインの大変さ知らないよこいつら！」

奏「うーん…僕も手伝おうか？」

坂「さっきから思ってたんやけどさ！なんで奏くんだけ言われなくともあげるみたいなノリなん？！」

ま「はぁああ？！」

「奏はお世話になってるし、幼馴染だから…」

ま「理由になりませんー！」

う「どうでもいいけど近所迷惑だろ！自重しろ！」

「常識のないお前が常識かたんな！」

松「A〜？鍵空いてるよー？ちゃんと閉めないと！」

「お前もか？！」

松「なんの話？あ、そうだ！いつもお世話になってるし、これお礼だよ！」

「か、かかか花凛…」

松「ど、どしたの？」

「花凛だけが救いだわ…！！花凛にはチョコ返すから！絶対…！」

松「無愛想なAが積極的…花凛ちゃん嬉しい！」←

る「チョコもらいに来たでー」

「カエレ」←

今年は楽しいバレンタインになりそうです(白目)

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