桜色に染まるまでｰ6ｰ (ページ11)

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鈍い君、ズルイ自分 OS ページ11

S.mesen

自分が

女の子だったら

君は振り向いてくれるかな？

なんて、そんなわけないよな

頭では分かってるはずなのに

やってる事は真逆で

翔｢まぁまぁイケてるんじゃね？｣

智｢しょうくーんドア空いてた、、、よ｣

翔｢あ、や、やっぱ俺可愛いわーやばいわー｣

1.ふざけてみる

結果

智｢……｣

無反応

翔｢あの、なんか、ごめん｣

2.謝る

結果

智｢……｣

無反応

翔｢智くん、これには理由があってね？その、｣

智｢可愛いよ｣

翔｢え、？｣

智｢似合ってる、大丈夫
趣味は人それぞれだからね
気づけなくてごめん｣

趣味じゃ、ないんだけどな、、、

智｢今度一緒に出掛けよっか
デートしよっか、ね？｣

翔｢...うん、うん｣

智｢翔くん、泣いてるよ｣

翔｢あっ、ごめん、ごめん｣

智｢いいよ、1人で抱え込んで辛かったんだよね
大丈夫だよ、これからはオイラがいるからね｣

違うんだ

ちがうんだよ

俺は、君に気づいて欲しかったんだよ

俺を見て欲しかったんだ

でも、君が俺を見てくれるなら

こんな関係でもいいって思う俺は

ずるいのかな