7:和の葛藤 ページ8
和side
こら、待てー！
和「ぎゃあぁぁぁー！」
智「和大丈夫か！？」
和「ぱぁぱぁー！｡ﾟ∵･(ﾉД`)∵ﾟ｡ うえええん」
智「どうしたー？また怖い夢見た？ん？」
和「ん。・゜・(ノД`)・゜・。」
智「パパがいるからもう大丈夫だよ」
和「ん…(｡σω-｡).◦*」
智「パパいるから寝て大丈夫だから、ね？」
ぼくは最近怖い夢をみる
大きなギザギザの機械持ったおじさんに追いかけられるんだ
ママが和こっちにおいでって助けてくれるんだけど、声だけでどっちかわからなくて…
気づいたらおじさんがすぐそこにいて…
いつも危ないって思って叫んだら起きるんだ…
智「和、今日幼稚園行く？」
和「ん…」
智「うん、わかった、具合悪くなったら先生に言いなよ？ね？」
和「ん…」
先「和くん今日ちょっと元気ないですね｣
智「最近怖い夢見てうなされてて…今日も…」
先「あれま…和くん、最近怖い夢見てるの？」
和「ん…」
智「ちょっと寝不足になりかけてるから今日行くの？って聞いたら行くって言ったので…たぶん家だとお昼寝しちゃうから怖いんだと思うんですけどね…」
先「とりあえずちょっと様子見ておきますね」
智「よろしくお願いします…」
和「バイバイ…」
智「和、また夕方お迎え来るからね」
和「ん…」
先「和くんどこに行こうか、お絵描きしに行く？」
和「ん…」
先「和くん上手いねー」
和「先生も書いて？」
先「先生絵下手くそだよ？笑」
和「あはは笑、先生へたっぴ笑」
先「あー和くん笑った笑」
和「だって先生の絵面白いから笑」
先「みなさんさようなら、明日も元気に来てください」
園児「はい！」
今日はずっと先生のおひざの上やそばにいた
たぶん僕がこうなることわかってたからだと思う
先「和くんちょっとお熱ピッピしようか？」
和「ん…」
先「朝もいつもより高かったけどでも平熱か」
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…
先「やっぱり…」
先「和くん頭痛くない？大丈夫？」
和「ん…」
先「目がとろーんとしてる笑、パパ来るまで先生のお部屋でちょっと休もっか」
智「かずー？きつくない？大丈夫？」
和「パパ…」
先「そこまで熱が高いってわけではないですけど、もともと平熱が低いからですね…」
智「目がうるうるしてる笑」
和「ん(つ´・ω・)っ」
智「はいはい」
先「夢のこともありますし、精神的なストレスでの発熱だと思うので、明日は和くんしだいで登園させてください」
智「はい」
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作者名：バリュー | 作成日時：2018年10月20日 20時
