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主人公の変化について ページ6
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主人公の変化について
主人公は冷たい性格であり、恐怖心を素直に認めながらも、怯えることはなく、自分にも他人にも、あの子以外には淡々としていました。
あの子にも表面上では冷たいように見えますが、内心ではでれっでれであり、一番愛している子でもあります。
けれど四人と出会ううちに、恐怖で怯えたり、少しだけ意地を張ったりと、自分がなりたかった"普通の女の子"になれたと、本人は少しだけ思えるようになりました。
けれど、あの子は恐ろしくなるほどに変化を感じたのか、四人の怪物にも、信頼しているはずの主人公にも怯えるようになります。
主人公目線であの子が話した内容の一部がカタカナになっていた所があります。
あの子が狂っているように感じたのは、主人公が狂っていたからです。あの子は決して間違ったことは言っていなく、怪物に恐れる普通の女の子でした。
あの言葉が狂っているように見えるのなら、彼女はまだ"普通の女の子"ではないのかもしれませんね。
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