きみがいること

映画 ページ17

源side


ありがたいことに映画の主演を努めさせていただけることになった

主演というものが初めてなので、初日の挨拶でさえ緊張でお腹が痛い


七海『藤咲琴望(ふじさきことみ)役、高見七海です。 至らない点もあると思いますが、共演者の方、スタッフの方と協力しながら精一杯頑張りたいと思います。よろしくおねがいします！』


ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ


俺の番だ...！！


源『藤咲翔大(ふじさきしょうた)役、星野源です。 初の主演映画ということでとても緊張していますが、リラックスしながら皆さんと素晴らしい映画を作れればなと思っています。よろしくおねがいします。』


緊張したぁー...


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初日は顔合わせだけだった。
楽屋に戻ろうとAさんのところへ行こうとしたら…


？『星野さん!!』


源『？？ 高見さん！』


七海『もう名前覚えてくださったんですね！ありがとうございます。』


源『いやいや、こちらこそ』


七海『あの、今から飲み行きませんか？』


源『え？』


七海『あ！2人じゃないですよ！共演者の方全員で』


源『おお！ちょっと、マネージャーに聞いてくるね』


飲み会か......俺あんま得意じゃないんだよなぁ
酒飲めないし、


源『あ、Aさん！』


A『はい？』


源『これから仕事とかはいってる？共演者全員で飲みに行こうって話になってて。』


A『それなら大丈夫ですよ。今日はこれで以上ですので』


源『了解！じゃあ、今日はこれで』


A『はい。気をつけて行ってきてくださいね。失礼します』



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飲み会......危険な香りが

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