Episode 9：ちなみにこのお話はお色気系ではありません。 ページ10
カフェに駆け込んでも、優子の興奮は収まらなかった。
優子「そ、それで！？い、いつ“したの”？」
高橋「ちょっ、優子とりあえず落ち着いて、ほらお水」
優子「あ、ありがと･･･」
せっかく渡された水も、一気飲みしてしまった。
高橋「こ、今年のね･･･、私の誕生日に･･･」
優子「したの？」
高橋は小さく頷いた。
優子「はぁ〜、松本さんも大胆だね…」
高橋「そ、それがね…、私から言ったの…」
優子は開いた口が塞がらなかった。
4月8日
高橋は、自宅で誕生日を祝ってもらっていた。
松本『お誕生日おめでとう』
高橋『ありがとっ！うれしい！』
松本『はい、これ』
松本は、小さな小包を手渡した。
高橋『何コレ？』
松本『開けてみて』
恐る恐る中を開けると、キレイなネックレスとリングが入ってあった。
高橋『カワイイ〜！』
松本『みなみに似合うかなって思ってさ』
高橋『ありがと！大事にするよぉ』
松本『着けてみてよ』
高橋『えぇ〜』
松本『お願い！みなみの着けてる姿みたい！』
高橋『しょ〜がないな〜！』
切ったばかりの短い髪を掻きあげ、ネックレスをつけてみた。
松本『うん、やっぱり似合ってる』
高橋『ホント？』
松本『ウソついてどうすんだよ(笑)』
高橋『嬉しい…』
顔を赤くする高橋。
高橋『ね、ねぇ…、潤くん…』
松本『どした？』
高橋『そ、その…、…して』
松本『何？』
高橋『ギュッってして…』
松本『分かったよ』
松本は自分よりも小さな高橋の体を、優しく抱きしめた。
高橋『ふにゃ〜、きもちいぃ〜』
松本『みなみはホント、コレ好きだよな(笑)』
高橋『だってぇ〜、きもちぃ〜んだもん』
松本『総監督が聞いて呆れるよ(笑)』
優子「ちょ、ちょ、ちょっと待って！」
高橋「何？」
これからって時に何で止めるの？と言わんばかりの顔をする高橋。
優子「そのオノロケは良いから、で？」
高橋「で…、そのあと…私から」
優子「言ったの？」
高橋「うん…」
優子「何て？」
高橋「…“して”って」
優子「ハァ〜、たかみな、松本さんの前だとキャラ変わるよね…」
高橋「優子だって！翔さんの前じゃ、別人じゃん…」
優子「そ、それ言われると…」
2人して顔を赤くしている。
優子「な、何だコレ…」
Episode 10：あれ？そういや、二宮の好きな人だれ？→←Episode 8：ま、まさかの･･･
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アイス(プロフ) - 私も続編をかいてほしいです。欲を言うならば2人の間に子供がほしいです。 (2014年3月28日 22時) (
レス) id: 364dcbeb1d (このIDを非表示/違反報告)
ゆほ - いきなりですみません… 前作から見てて凄く面白かったです(*´∀｀) また続編作ってください！！！ (2014年1月15日 8時) (レス) id: 50e5ea1789 (このIDを非表示/違反報告)
翔優子LOVE - 面白かったです！ありがとうございました(^_^)新作楽しみにしていますね！笑 (2014年1月4日 0時) (レス) id: e33cc3a354 (このIDを非表示/違反報告)
アイス(プロフ) - 卒業についてありがとうございます！とてもおもしろかったです (2014年1月3日 9時) (レス) id: 364dcbeb1d (このIDを非表示/違反報告)
こりす(プロフ) - とーっても面白かったです！また新作も楽しみにしてます！(笑) (2014年1月3日 2時) (レス) id: 730af40cc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神楽リュウ | 作成日時：2013年5月29日 21時
