Episode 46：福岡公演、その後 ページ47
優子「アハハハ！それで、結局、マネージャーさんに怒られたんだ？」
福岡でのコンサートが終了し、嵐のドームツアーも終幕となった。
帰宅した翔は、初日の遅刻事件のことを優子に話した。
翔「マジ怖かった、アイツ(マネージャー)･･･。
俺が携帯をマナーモードのままにしちゃってたわけ。
んで、マネージャーに“ゴメン、マナーモードだったからさぁ。全然気付かなかった”
って言ったら、“えっ、櫻井さん家って、インターホンもサイレントなんですか？”
ってスゲエ顔で言われたの。後から聞いたんだけど、家にわざわざ来て
インターホン、何回も押しまくったみたいなんだわ」
優子「も〜う、私がいないと、全然起きないよね。翔くんは」
翔「そんなことねえよ！たまたま、アラームが耳に入らなかったってだけ･･･」
優子「それがアウトなんです」
翔「チックショー！」
優子「ウフフフ」
ご飯を食べ終えた後、優子が風呂からあがると
翔はリビングにあるソファーに座り、国民的歌番組の台本を読んでいた。
優子「分厚いね〜、台本」
翔「うん、見て。AKBの出番とか、立ち位置とかも書いてるよ」
優子「あっ、ホントだ」
翔「今年は人文字やるの？」
優子「う〜ん、どうだろ。まだ、聞かされてないからなぁ」
翔「あっ、そんなにギリなんだ」
優子「うん･･･」
そっかそっかと何度もつぶやき、翔は再び台本に目を通し始めた。
その背中をじいっと見つめた優子は、一度台所へ向かい
コップに水を入れ、一口飲んで喉の渇きを潤してから
またリビングに戻ってきた。
優子「ねえ、翔くん」
翔「ん？」
優子「ちょっと･･･、いい？」
翔「ん？ああ、いいけど」
台本から彼女のほうに目をやると、どこか不安げな顔を浮かべていた。
その表情に、ただならぬ事を感じ取った翔は
ソファーから降り、ふかふかのカーペットの上で正座をする
優子の真正面に座った。
Episode 47：卒業→←Episode 45：実際にあった出来事を基にしています。
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アイス(プロフ) - 私も続編をかいてほしいです。欲を言うならば2人の間に子供がほしいです。 (2014年3月28日 22時) (
レス) id: 364dcbeb1d (このIDを非表示/違反報告)
ゆほ - いきなりですみません… 前作から見てて凄く面白かったです(*´∀｀) また続編作ってください！！！ (2014年1月15日 8時) (レス) id: 50e5ea1789 (このIDを非表示/違反報告)
翔優子LOVE - 面白かったです！ありがとうございました(^_^)新作楽しみにしていますね！笑 (2014年1月4日 0時) (レス) id: e33cc3a354 (このIDを非表示/違反報告)
アイス(プロフ) - 卒業についてありがとうございます！とてもおもしろかったです (2014年1月3日 9時) (レス) id: 364dcbeb1d (このIDを非表示/違反報告)
こりす(プロフ) - とーっても面白かったです！また新作も楽しみにしてます！(笑) (2014年1月3日 2時) (レス) id: 730af40cc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神楽リュウ | 作成日時：2013年5月29日 21時
