Episode 43：This is“LOVE” ページ44
相葉が帰ったあと、翔は
部屋から持ってきたノートパソコンを使って、何かをしていた。
その様子が気になった優子は、ソファーに座って作業する
彼の後ろから声をかけた。
優子「なぁ〜にやってんの？」
翔「ん？ああ、いや、今度のアルバムのさ
ソロ曲どれにしようか悩んでて」
優子「へぇ〜、いつ出すの？」
翔「え〜っとね･･･、って言えるか！」
優子「ウフフフ、いいじゃ〜ん！教えてよ。
減るもんじゃないし」
翔「ダ〜メ、関係者じゃない人には教えられません」
すると優子は、翔の背中から抱きつくと
首の辺りに腕を廻した。
優子「関係者だよ？私は、あなたの奥さん。
嵐の櫻井翔の、お嫁さん！」
翔「ハハッ、こじつけたなぁ」
翔は左肩に乗る彼女の頭を撫でると、ノートパソコンを彼女に見せた。
翔「優子はさ、どっちの曲が良いと思う？」
優子「ちょっと聞かせて」
翔「うん」
パソコンを操作し、それぞれの曲を聞かせた。
どちらの曲を聞いても、優子はいい反応を示してくれた。
翔「どうかな？」
優子「う〜ん、難しいね。一曲目のはさ、カッコ良くて好き。
でも二曲目もなんか、渋いっていうか･･･」
翔「そう、そうなんだよ！やっぱ渋いよな？」
優子「でも、どっちかって言ったら、私はこっちの方が好きかな」
翔「おっ、なんで？」
優子「ん〜？なんか、こういうのを翔くんが歌ってるの想像したら
なんか、面白いなって。変な意味じゃないよ？」
翔「フフッ、分かってるよ」
優子「たまには、そういうの歌う翔くんもみたいなぁ〜。って一ファンとして思う」
翔「そっか･･･」
後日、優子が気に入ったと言ったその楽曲が
アルバム収録曲となったのは言うまでも無かった。
翔はパソコンの画面を閉じて、彼女の手を握った。
優子「ん？」
翔「寝るか、もう遅いし。優子も来週はコンサートだろ？」
優子「そだね、じゃあ、寝よっ！」
本格的な夏に入ったこの時期、AKB48は五大ドームツアーの真っ最中だった。
かなりのハードスケジュールの中、優子自身も色々と乗り越えなければならない問題が
山積みだったのだが、翔といるときだけは忘れようと努力していた。
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アイス(プロフ) - 私も続編をかいてほしいです。欲を言うならば2人の間に子供がほしいです。 (2014年3月28日 22時) (
レス) id: 364dcbeb1d (このIDを非表示/違反報告)
ゆほ - いきなりですみません… 前作から見てて凄く面白かったです(*´∀｀) また続編作ってください！！！ (2014年1月15日 8時) (レス) id: 50e5ea1789 (このIDを非表示/違反報告)
翔優子LOVE - 面白かったです！ありがとうございました(^_^)新作楽しみにしていますね！笑 (2014年1月4日 0時) (レス) id: e33cc3a354 (このIDを非表示/違反報告)
アイス(プロフ) - 卒業についてありがとうございます！とてもおもしろかったです (2014年1月3日 9時) (レス) id: 364dcbeb1d (このIDを非表示/違反報告)
こりす(プロフ) - とーっても面白かったです！また新作も楽しみにしてます！(笑) (2014年1月3日 2時) (レス) id: 730af40cc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神楽リュウ | 作成日時：2013年5月29日 21時
