Fall in love … 〈 II 〉from AMAMIYA

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それから数日、









雅貴「 知らない人きても玄関開けちゃだめだよ 」






「 はいはい 」







広斗「 12時前には帰ってくる。」








「 わかった。気をつけてね 」









そう言って見送った午後７時。


定期的に兄弟二人で夜中バイクを乗り回している。






何をしに行ってるの？と聞いたら内緒と色気たっぷりに雅貴に言われたっけ。









ホットミルクをマグカップに注いでソファに腰をかける。









リモコンを片手にテレビをつけようとした そのとき。









ピンポーン ＿＿＿＿＿＿









( ん？こんな時間に誰だ？ )









私は雅貴の言いつけを守らずに玄関を開けた。


今考えると、雅貴の言いつけを守っていたらいたらこんな事にはならなかったのかもしれない。









「 はーい 」






ガチャッ ＿＿＿＿＿＿








扉を開けた時、黒いスーツに黒いサングラスをかけた男たちが目の前にたっていて。






その奥にいた女、









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 藤森咲









男「 ついてきてもらおうか 」







「 ちょっ、やめて！ 」


抵抗も虚しく、黒い男二人に持ち上げられ、どんどんマンションの出口へと向かっていく。









マンションの出口の先にあった真っ黒のワゴン車。

扉が開いて、その中に無理矢理入れられる。





男「 口を開けろ 」





「 嫌だ！！！！ 」





男「 … チッ、面倒な女だな 」








そう言って飲まされた薬。

徐々に落ちていく瞼に遠くなる意識。






気づけば、私は夢の中へ潜り込んでいた。









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