俺達の秘書は温める人を探す。 ページ7
【イタリア視点】
えっ?
『まだ少し肌寒いですよね。確かに、こうやってくっつくと温かいですね』
だって?
なんかてっきり、『やめてください』とか、『会議中です』とか……
そういう堅苦しい言葉吐いて少し顔を赤くするのかと思った……
俺ビックリ!!
てか、皆もビックリしてる!
日本なんかカメラだしてるよ!!!
(もとからだけど)Aちゃんが素直!可愛い!
流石“俺の”Aちゃん!俺嬉しいよ!!
ついつい顔がニヤけそうになる。
そんな事を思っていると、Aちゃんがまた口を開きこう言った。
『……もしかして、イタリア君寒いんですか?いや、もしかしなくとも寒いんですよね。分かってますよ。今、少し暖房の温度上げてきますね』
そう言うと俺の膝から立ち上がり、スタスタと歩いていく。
俺の抱き枕〜(泣)
暖房のリモコンを持っているアメリカの方に行き、それを取り上げて、ピッピッ、真顔でと温度を上げるAちゃん。
はぁ……そういう意味じゃないんだよな……
俺、ただ、Aちゃんとくっつきたかっただけなのに〜。
そう思った次の瞬間、Aちゃんから、まさかの一言。
『アメリカ君、暑かったのですか?……丁度いいですね。私はまだ仕事が残っているので、私の代わりにイタリア君の膝の上に乗っかって、イタリア君を温めてあげて頂けないでしょうか?』
控えめそうにアメリカに聞くAちゃん。
こんな感じに聞かれたら断れないよね……
いや待って、俺潰れるから。
このお願いは聞いちゃダメ。確実にダメだよ、アメリカ。
乗せるな危険!!!
「ムムム……可愛いAからのお願いでも、それは流石に聞けないんだぞ……!イタリアじゃなくて、Aを温めるならいいぞ!」
あっ、よかったぁ〜(=▿ =`*)૭♪ナイスアメリカ!
もうこれでAちゃんも諦めたね……
なんて思った矢先。
『そうですか……あっ、では、ドイツさんのその美しく優雅な筋肉(?)でイタリア君を温めてくれませんか?』
油断した俺が馬鹿だったね……!
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絹/パセリ - あっ…夢主ちゃんの設定とか性格とか大好きです…!!次の話ではどうなるんだろうか、というワクワクでいっぱいです…更新頑張って下さい(^^*) (2019年3月28日 23時) (レス) id: c26db6aa05 (このIDを非表示/違反報告)
カトリセンコウ(プロフ) - サカさん» 更新されるんですか!ありがとうございます! (2019年3月28日 0時) (レス) id: 0162fa0dbe (このIDを非表示/違反報告)
サカ(プロフ) - カトリセンコウさん» あなたにどストライクな夢小説が書けて良かったです!おかげで更新頑張れます! (2019年3月27日 22時) (レス) id: b37a5476eb (このIDを非表示/違反報告)
カトリセンコウ(プロフ) - やばい…性癖にどストライク… (2019年3月25日 12時) (レス) id: 0162fa0dbe (このIDを非表示/違反報告)
サカ(プロフ) - 駄作者:黒髪のぬこ狐 さん» コメントの返信遅くなってしまい、申し訳ありません!お褒めに頂き光栄です!ありがとうございます(´`*)♪更新頑張ります!! (2018年12月27日 1時) (レス) id: 61aabc3b2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サカ | 作成日時:2017年6月18日 16時