俺達の秘書は逃げ切った。 ページ15
【A視点】
あれからどうにか足掻いて師匠から逃げ出せましたが……うわぁ、思い出しただけでも……顔が…………熱い。
恥ずかしくて、今にも溶けちゃいそうです。
さて、これからどこへ行きましょうかね。
実は逃げる際に使った“仕事”というのは、ただの口実です。
本当は、今日の仕事は全て会議で片付けてしまったんですよね。
「これはこれは、Aさんではありませんか?」
おや?後ろから……日本さんの声が聞こえますね?
振り返ると意外と近くにいた日本さん。
え、何でこんなに近いの?
流石にびっくりしますって。
私が、心の中でそう思っていることを読めたのか、日本さんは、嗚呼、近すぎましたね、と言い少し離れた。
「どうされたのですか?頬が赤いですよ?」
日本さんは、熱ですかね?否、時期的に風邪ですかね……?と呟きながら、また私に近づき、私のおでこに手を置いた。
ちょっとちょっとちょっと待って下さいってば。
それ、天然なのですか?
だとしたら、かなり恥ずかしいことやってますよ、日本さん。
自覚して下さいってば。
もう、先程のことと言い、異性に近づくのは恥ずかしいです。
心臓がいくつあっても足りませんって。
まぁ、そんなことは口が裂けても言えないけれど。
「Aさんは、今日も沢山、頑張っていましたし……心配ですね……」
『そんなこと心配するなんて、杞憂ですよ。日本さん、私は丈夫ですよ』
「貴方がそう思っていても、私は心配です」
日本さんは、心配性なのですね。
「それに私は、Aさんが大切だから……言っているんですよ」
このセリフに、顔を赤くしたのは……秘密です。
俺達の秘書は日本の家にあがる。→←俺たちの秘書の師匠は要求不満(?)。
80人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
絹/パセリ - あっ…夢主ちゃんの設定とか性格とか大好きです…!!次の話ではどうなるんだろうか、というワクワクでいっぱいです…更新頑張って下さい(^^*) (2019年3月28日 23時) (レス) id: c26db6aa05 (このIDを非表示/違反報告)
カトリセンコウ(プロフ) - サカさん» 更新されるんですか!ありがとうございます! (2019年3月28日 0時) (レス) id: 0162fa0dbe (このIDを非表示/違反報告)
サカ(プロフ) - カトリセンコウさん» あなたにどストライクな夢小説が書けて良かったです!おかげで更新頑張れます! (2019年3月27日 22時) (レス) id: b37a5476eb (このIDを非表示/違反報告)
カトリセンコウ(プロフ) - やばい…性癖にどストライク… (2019年3月25日 12時) (レス) id: 0162fa0dbe (このIDを非表示/違反報告)
サカ(プロフ) - 駄作者:黒髪のぬこ狐 さん» コメントの返信遅くなってしまい、申し訳ありません!お褒めに頂き光栄です!ありがとうございます(´`*)♪更新頑張ります!! (2018年12月27日 1時) (レス) id: 61aabc3b2d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:サカ | 作成日時:2017年6月18日 16時