俺達の秘書の師匠は過保護。 ページ2
【A視点】
「よーし……忘れ物ないな?朝食ちゃんと食べたよな?ちゃんと化粧とかなんかしたか?護身用のアレ持ったか?」
ちょっとちょっと
朝から少し煩いですよ、師匠。私は子供じゃありません。
てか、護身用のアレって何ですか。私そんなきょーきとか持ち歩いてませんよ。
『忘れ物ありませんよ。朝食はちゃんと食べました。化粧も少しはしました』
私はあえて護身用の事には触れずに返事をした。
もう、師匠は心配性ですね。
「よし!準備できたんだな!今日は枢連で会議があるんだっけな?俺様が責任もってAを送ってやるよ!!」
車に乗ると、「感謝しろよ!」と師匠は言う。
私が、『今日は師匠は居ないんですか?』と聞くと、「なんだ?寂しいのか〜?」と言いながら頭を撫でてくれる。
『いえ、別に大丈夫ですよ?私には師匠お気に入りの小鳥さんもいるですし』
そう言いながら、私は師匠の頭から小鳥さんを取り上げた。
そして師匠に見せつけた。
「おいおい、そいつ取られたら、俺様が寂しいじゃねえか!」
師匠は笑いながら私から小鳥さんを取った。
『あっ……捕食が……』
私がそう呟くと、師匠も小鳥さんもドン引きした。
『冗談ですよ』
そんな他愛のない話をしているうちに、目的地となる会議場に着いた。
「さ、着いたぜ!!」
早く出ろ出ろ!遅れるぞ?と言いながら私の腕をグイグイ引っ張る師匠。
腕が千切れそう、離してください過保護さん。
私は車から無理矢理出され、目の前にある会議場に向かって歩いた。
「頑張れよ!……枢連の秘書、A!!」
途中、後ろからそんな声が聞こえたけどあえて無視しよう。
80人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
絹/パセリ - あっ…夢主ちゃんの設定とか性格とか大好きです…!!次の話ではどうなるんだろうか、というワクワクでいっぱいです…更新頑張って下さい(^^*) (2019年3月28日 23時) (レス) id: c26db6aa05 (このIDを非表示/違反報告)
カトリセンコウ(プロフ) - サカさん» 更新されるんですか!ありがとうございます! (2019年3月28日 0時) (レス) id: 0162fa0dbe (このIDを非表示/違反報告)
サカ(プロフ) - カトリセンコウさん» あなたにどストライクな夢小説が書けて良かったです!おかげで更新頑張れます! (2019年3月27日 22時) (レス) id: b37a5476eb (このIDを非表示/違反報告)
カトリセンコウ(プロフ) - やばい…性癖にどストライク… (2019年3月25日 12時) (レス) id: 0162fa0dbe (このIDを非表示/違反報告)
サカ(プロフ) - 駄作者:黒髪のぬこ狐 さん» コメントの返信遅くなってしまい、申し訳ありません!お褒めに頂き光栄です!ありがとうございます(´`*)♪更新頑張ります!! (2018年12月27日 1時) (レス) id: 61aabc3b2d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:サカ | 作成日時:2017年6月18日 16時