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コナンside
博士の家で、灰原と少し話してから家に帰った。
話の内容は、雫ちゃんのことだ。
安室さんに伝言はしたけれど、灰原がどういう意味で言ったのかがわからなかったから。
少し落ち込んだ気分を無理にでも明るくして、蘭が待つ家の扉を開けた。
「おかえりなさいコナンくん！」
「ただいま、蘭姉ちゃ……雫ちゃん！？」
「蘭お姉さんと一緒にご飯作ったよ！食べよっ」
！？！？？
なっ、なんで雫ちゃんが！？
ーーーー
ーー
ー
「へ、へー……、安室さんと揉めたんだ……」
「でももういい。蘭お姉さんに話聞いてもらってスッキリしたから！」
「素直になれば、きっと仲直りできるわ。ねえ、コナンくん」
「そ、そだね……」
おっちゃんは今日は遠くに行ってていない。
テーブルを囲む影が小さくて、違和感がある。
「僕ずっと雫ちゃんに聞きたかったことがあるんだけど」
「なに？」
「雫ちゃんって、安室さんのことどう思ってるの？」
「えっ、ちょっと、コナンくん…！」
何となく、思いついたことを言葉にしたら、雫ちゃんじゃなくて蘭がなぜか慌て始めた。
変なことを言ってしまったかと思ったけど、本人はケロッとした顔で言ったんだ。
「透くん？好きだよ、大好き」
あまりにも無邪気に。
本当に、小学校一年生が、お母さんに言っているみたいに。
「好きだから、今は、嫌いなの」
そう言って、なんでもないような顔で、またご飯をもぐもぐと食べ始める。
蘭ですら、呆気に取られた顔をしている。
……羞恥心というものはないのだろうか。
ーーーーー
やっと夏休みかと思ったら、補習の方が普段の授業より長い……。
受験勉強がんばるので、更新遅くても許してください……！
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時雨(プロフ) - まことさん» ご意見ありがとうございます。読み始めてもらえて嬉しいです！参考にさせていただきます。 (2019年10月18日 7時) (
レス) id: c6320779fa (このIDを非表示/違反報告)
まこと(プロフ) - 3でお願いします 新たに読み始めたので続きが気になります (2019年10月16日 17時) (レス) id: 9abb2adce4 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - ☆三日月☆さん» ご意見ありがとうございます。何年でもなんて嬉しすぎます！参考にさせていただきます。 (2019年10月15日 19時) (レス) id: c6320779fa (このIDを非表示/違反報告)
☆三日月☆(プロフ) - 何年なっても待ち続けるので3でお願いします！ (2019年10月14日 16時) (レス) id: 0e61e2fc0f (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - あーちゃんさん» ご意見ありがとうございます。面白いストーリーや、もったいないなど、すごく嬉しいです！参考にさせていただきます。 (2019年10月8日 12時) (レス) id: c6320779fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作成日時：2019年7月15日 13時
