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雫side
その後私に与えられた役割は、
例の薬を運ぶのに関係してしまっている女の子を零さんの仲間がいる安全な場所に連れていくこと。
その後はお仲間さんのいるところで大人しくしていること。
言われた通りにお姉さんの手を引いて、私は急いで零さんのお仲間さんのところに向かった。
ちゃんと言われた通り、そのあとは大人しくじっとしていた。
お仲間さんに連絡がある度、『降谷』という名前が出る度に、心臓がドキドキして、怖かったけど、零さんを信じた。
ーーーーー
「零さんっ！！！」
数日後にやっと私の元に戻ってきた零さんに、私はその場の誰よりも早く駆け寄った。
「零さん零さん零さん！！！！」
「うわっ、なんだよ」
腕を振り回してポカポカ叩いた。
「痛い痛い…」
「こんなに遅くなるなんて聞いてない！！」
「ああ、まあ言ってないからな…」
「なんで！」
「予定外のことが起こってな…少し時間をとられたんだ」
まあ、もう問題ないが、とケロッとした顔で零さんは言う。
「問題大アリだよ！！！」
「はあ？何が」
「私を寂しくさせた！！」
顔が歪むのを必死に耐えて、キッと零さんを睨んだ。
零さんは驚いた顔をしたあと、そっと頭を撫でて、私の小さい体を抱きしめてくれた。
「…悪かった」
「ばかばか！」
「うん」
ーーーーー
(降谷さんに馬鹿と言える人がいるとは…)
(あの降谷さんをポカポカ叩いてるぞ…)
(あんなに優しい顔の降谷さんは初めて見た…)
By部下たち
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時雨(プロフ) - まことさん» ご意見ありがとうございます。読み始めてもらえて嬉しいです！参考にさせていただきます。 (2019年10月18日 7時) (
レス) id: c6320779fa (このIDを非表示/違反報告)
まこと(プロフ) - 3でお願いします 新たに読み始めたので続きが気になります (2019年10月16日 17時) (レス) id: 9abb2adce4 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - ☆三日月☆さん» ご意見ありがとうございます。何年でもなんて嬉しすぎます！参考にさせていただきます。 (2019年10月15日 19時) (レス) id: c6320779fa (このIDを非表示/違反報告)
☆三日月☆(プロフ) - 何年なっても待ち続けるので3でお願いします！ (2019年10月14日 16時) (レス) id: 0e61e2fc0f (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - あーちゃんさん» ご意見ありがとうございます。面白いストーリーや、もったいないなど、すごく嬉しいです！参考にさせていただきます。 (2019年10月8日 12時) (レス) id: c6320779fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作成日時：2019年7月15日 13時
