▽ それ持つよ ページ45
＊
大会当日
私たちは会場である地域の体育館に来ていた。
さっそくマネージャーとして、飲み物やタオルを配ったりして回る。
一段落ついたところで大喜と針生先輩は兵藤さんの試合の観戦に。
匡と柚花先輩はもう少しで試合だからアップ。
私は仕事はほぼ終わったからお手洗いに行った。
1番近くのところは混んでたからもう1つの方へ。
ちょっと遠いけど。
「あっ、A！これ持っていってくれないかな？」
お手洗いを出た後、顧問の山本先生に声を掛けられる。
彼の両手には差し入れらしき袋が。
さすがやまもっちゃんだ。
『了解です、差し入れありがとうございます！』
無理だけはするなよ!?と釘を刺されたけど、まあ大丈夫だろう
荷物を持って私たちの高校の待機場所へ戻る。
「おーいA！至急これ持っていってくれ！」
またもや呼ばれた声に振り返ると顧問2の湯浅先生が。
うげ、めっちゃ分厚い資料じゃん。
『めっちゃ重そうじゃないですかぁ。』
「何でもするっていったのお前だからな。よーし頼むぞ」
私仮にも怪我人なんだけどなぁ。
両腕に差し入れの袋を提げて手には分厚い資料。
罰ゲームですか、と思いながらフラフラと歩く。
結構遠いんだよね⋯。
「………あ、Aだ。久しぶり」
前から歩いてきて私に声をかけたのはまさかの遊佐くんだった。
そっか、バド部って言ってたもんね。ここにいるのは普通なんだ。
「⋯罰ゲームでもしてるの？その荷物」
やっぱ誰でも罰ゲームに見えるよね笑
『いや、顧問に頼まれたの。どうせ私試合出ないし』
「前予選通過したって言ってたのに？怪我とか？」
私は階段から落ちたことと、マネージャーをしていることを話す。
「そっか、大変だったんだ。ていうか急ぎだよね、それ持つよ」
遊佐くんが一度手伝うと言ったら、断らせてくれないことはバイトで何度も経験してる。
『⋯ごめんね、ありがとう！』
だからここはご好意に甘えるのが正解だろう。
遊佐くんは無言で軽く頷いてくれた
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推しが尊い国民☆(プロフ) - アオのハコだぁぁぁ！という気持ちでいっぱいなのと、すっごい甘酸っぱい！！！！青春だー！！！という気持ちでいっぱいです！ハマりました!!!!応援させてください！ (1月6日 12時) (
レス) @page49 id: af4a079e32 (このIDを非表示/違反報告)
ねいる - たむきちさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しい限りです！頑張ります！ (2022年8月23日 11時) (レス) id: 02a126947b (このIDを非表示/違反報告)
たむきち - 初めまして！アオのハコの夢小説が少ないなーと思って見てみたらねいる様の夢小説を見てどっぷりハマってしまいました！これからも頑張ってください💪 (2022年8月15日 10時) (レス) id: f8dacf2831 (このIDを非表示/違反報告)
ねいる - ほんずきさん» コメントありがとうございます！私も読み切りの時から好きで連載が始まったってことで夢小説を作らせていただきました笑 応援ありがとうございます、頑張ります！！ (2022年7月24日 12時) (レス) @page9 id: 731a6b3855 (このIDを非表示/違反報告)
ねいる - 水飴さん» コメントありがとうございます！私も水飴さんの作品読ませていただきました！弓道部って違う部活なのに大喜千夏と上手く絡ませてるのすごいですね！私楽しようと無理やり女バド作ったのに……笑 こちらこそ更新楽しみにしてますね！ (2022年7月24日 12時) (レス) id: 731a6b3855 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねいる | 作成日時：2021年9月1日 17時
