でも ページ34
数日後＿＿。
まだ傷は癒えないままだけど、そろそろ学校へ行くことにした。
本当は誰にも会いたくないのだけど。
何事もなく授業を終え、人に気づかれないよう下をむいて歩いていたら。
｢あれ？Aちゃん…もう風邪大丈夫なの？」
案の定、蘭さん達に会ってしまった。
もちろんお姉ちゃんもいる訳で…。
｢う、うん…もう大丈夫です」
作り笑いを浮かべて答える。
｢あーもしかして、安室さんに看病してもらっちゃったとか♡」
｢…！そ、そんなことないですよ…」
突然言われた名前に驚きを隠せない。
そんな様子に今まで黙っていたお姉ちゃんに腕を引っ張られ…。
｢ちょっといいか…」
2人と別れ、お姉ちゃんと2人きりになる。
｢あの後安室さんと何かあっただろ…？」
｢な、なんで…？」
反応がわかりやすかったのか、はぁ…とため息をつかれる。
｢ほら言ったとおりだろ…だからもうあんなヤツと…」
｢…！」
違う。確かに安室さんには嘘をつかれた。
でも＿＿。
｢私は…」
｢……お前」
私が口を開いた瞬間お姉ちゃんがそう言った。
後ろを振り返ると、そこにいたのは気まずそうな顔をしている安室さんだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
堕天使魔夜降臨(プロフ) - 早く勘違い？誤解？がとけられるといいですね (2017年1月3日 17時) (
レス) id: 481bf25f82 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使魔夜降臨(プロフ) - 続き待っています (2016年12月21日 20時) (レス) id: 481bf25f82 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使魔夜降臨(プロフ) - 続きが読みたい (2016年12月17日 11時) (レス) id: 315b75c551 (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ☆彡(プロフ) - 堕天使魔夜降臨さん» え、えっと…すいません(>_<) (2016年12月7日 20時) (レス) id: c5236157f1 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使魔夜降臨(プロフ) - い、嫌°-°アヤネさんが思ってることと俺が思ってることはちがうとおもう………………(引 (2016年12月7日 19時) (レス) id: 315b75c551 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アヤネ☆彡 | 作成日時：2015年12月7日 22時
