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13.あの人と対面しました ページ15

中に入ると、一人の若い武士がこちらに駆け寄ってきた。俺達と殆ど歳は離れていなさそうだ。どうやら、俺たちを迎えに来た様だった。
「貴方達が森殿のお連れの方ですか」
森殿、と言うのはあの男の事だろう。ここに来るあいだにいつの間にか居なくなっていた。
「殿がお待ちです、こちらへどうぞ」
彼は俺たちにそう促すと、ゆっくりと歩き始めた。こちらの様子をチラチラと伺っている様で、時々目が合った。

「殿、お連れいたしました」
案内された先の襖で彼は止まり、この奥に居るであろう城主に報告していた。遂にこの時が来た。覚悟は出来ているつもりだ。
「通せ」
奥から声が聞こえてきて、襖が開かれた。

そこには、如何にも武将、という感じの男が脇にズラリと並んでいた。さっきの男……森とやらもその中にいる。そして皆、こちらを凝視している様だった。そしてその奥……俺達の真正面に一人、座っていた。
「可成、こやつらで間違い無いな」
その男は静かに、しかし威厳のある声で男に聞いた。ヒゲは生やしているがまだ若く見えた。
「はっ、間違いごさいません」
「そうか。……最上と言ったな。お主、儂を知っておるか?」

唐突な問いだった。元の環境ならば、「やだな〜勿論ですよ、ちょっと待ってくださいね、ここまでは出てるんです」とか言って知らないのを笑い話にも出来るが、今は別だ。そんなことしたら斬られる。
「いえ……知らないです……」
ここは、知らないと素直に言った方が正解だと直感した。
「ほぅ……尾張の地に参ってこの信長を知らぬとは……フッ、面白い男よ」
どうやら正解だったようだ。更に衝撃の事実が解った。この人はあの織田信長だ。日本史で1番残虐さとかが印象に残っている。

〃→←12.いよいよ天守に入りました



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あお(プロフ) - 優凪 虎兎未さん» コメントありがとうございます!!自分の思いついた時に更新しているので不定期となりますが、できる限り更新していきたいと思います。そして、ご指摘ありがとうございます。読みやすくなるよう改善していきたいと思います。これからもお読みいただければ幸いです。 (11月12日 6時) (レス) id: 62b53444e0 (このIDを非表示/違反報告)
優凪 虎兎未(プロフ) - 続きが気になります!無理をなさらないように、頑張ってください。 改行すると、読みやすくなると思います。(なんか上からですみません……) (11月11日 21時) (レス) id: 0bd60f50bd (このIDを非表示/違反報告)
アリス - パラレルワールドwwww (10月4日 20時) (レス) id: 2309341a36 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 熱血漢(女)←って………(笑) (8月3日 1時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あお | 作成日時:2017年4月8日 17時

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