泣けよ。[K.Nakajima]

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「あっ!!健人♡ごめんねぇ♡今日の所はやめておく♡」






健人、いたんだ。って感じで驚いて



帰ってしまった。





今日の所はって………いったいいつまで続くんだ。






てかてか!!




なんで私助けられてるの!?



なんで私を助けてるの!?




弱いよ。こんなの。






強くなるって決めたじゃん。





人に頼っちゃいけないよ。





強くならなきゃ。









「お前、毎日こんなことされてんの？」




長かった沈黙を破ったのは中島くん。




「はい。まぁ。」





「そっか。
　まぁ、俺には関係ないけどね〜」





あ。




私、こういう人嫌い。




ムカつく。








「はい。全然関係ないです。」





「だよなぁ。あーあ。あんとき助けなきゃよかった。」






プツンッ





今私傷ついた。




なんかよくわかんないけど、傷ついた。




痛い痛い痛い。




心が痛い。






「そうですね。別に私独りで大丈夫でしたし。
　それに………」







「それに？」








もう言っちゃえ!!









「助けてなんて言ってませんから。」









私は走った。




これを言い逃げっていうんだねw






だって怖かったんだもん。




返ってくる言葉が。








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