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☆健人Side☆
アイツが家に出ていってあとも、
俺はご飯を食べ続けた。
「お姉ちゃん、あぁ見えて繊細なんです。」
「ん?」
急に聡が話すから、それに耳をやる。
「昔っからお父さんっ子で、
お父さんが嫌がるくらい付きまとってたんです。」
「へぇ〜」
なんか想像つかないなw
「でも、お父さんが事故にあった後、
お姉ちゃんは激変しました。」
「どういう風に?」
「怖く、強く、優しくなりました。」
「え。」
それって悪くね!?
「涙すら長さなくなっちゃって笑」
「あぁ、。そういうことね。」
まぁアイツが泣いたとこ見たことあるけどw
「俺も一応男だから、お姉ちゃんを守りたいんですけど…」
「けど?」
「”弟だから”っていつも子ども扱いされて。」
「まぁ、弟だもんな。笑」
「だから、健人くんがうらやましいです!」
「なんで?笑」
いきなりどーしたw
「お姉ちゃんを学校からおんぶしてきて、
家に連れてきて、朝まで隣いて。」
「…」
聡は続けた。
「俺にはそんなこと出来ないから。
そういうの、健人くんじゃなきゃ出来ない気がするから。
だから、お姉ちゃんをよろしくお願いしますm(__)m」
俺に向かって頭を下げた。
「そ、そんなw」
仮にアイツは嫌われてるんだぜ?
とも言えず、結局
「まぁ、俺に任せろ。」
強がった。
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永平結弦♪(プロフ) - 頑張って下さい! (2014年12月21日 15時) (レス) id: d983e9dff2 (このIDを非表示/違反報告)
世恋奈 - 健人くんやさしい(^-^) (2014年12月3日 18時) (レス) id: ca334316f6 (このIDを非表示/違反報告)
夕仁 - おもしろかったです。更新頑張ってください。 (2014年12月3日 18時) (レス) id: ca334316f6 (このIDを非表示/違反報告)
はな - いつも楽しみにしてます。 (2014年12月3日 18時) (レス) id: ca334316f6 (このIDを非表示/違反報告)
夏恋 - 続きがきになります (2014年11月26日 15時) (レス) id: ca334316f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛莉 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ANx7777x/
作成日時:2014年4月3日 12時