泣けよ。[K.Nakajima]

thirty-two ページ32

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☆ASide☆







次の日







「ん”−…!!!」






大きく伸びをうつ。






あれ？



私、なんでココにいるの？





えぇーっと、昨日学校にいたら…廊下を歩いていたんだよね、うん。




そっからー…






ズキンッ





「う”…」





頭、イタイ。





あ、とりあいず着替えよ。




学校あるし。








そう思ってベッドから降りようとすると、







「ん？」






なんか、フサフサした、、、………毛？






あれ？家に犬なんていたっけ？





野良犬!？







ブラウンの犬って珍しいな…







…………………待って。






これ犬じゃない。







なに？






「聡？」







え、でも待って待って！




落ち着こう。





うん。









スゥー…ハァ





深呼吸をする。






聡の髪は黒髪。




んで、いつもケープで固めてるからこんなにフサフサじゃない。







「ホント、誰？」







「ん”…っ」







パニくってると、



何かをうなって顔を動かした。






この………顔は…









中島健人？





な、なんでぇぇぇええー!?!?!?







え、普通にキモい。




なんで私の部屋にいるの？




男の子部屋に入れたことないのに！




聡は別ね！






あぁぁああああああー…









「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!!!!!!!!!!!」









人生で一番、デカい声…。







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