泣けよ。[K.Nakajima]

seventeen ページ17

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ブサイク野郎に黙ってついていくと、





ついた場所は、、、、多目的室。






多目的室で何をするんだろう…？




そう思っていると







「入れよ。」






命令口調で言われる。






誰が入るか、バカ野郎。





そう思って突っ立っていると、






「入れっつてんだよ!!!!!」





怒鳴られた。







ﾋﾞｸｯ





思いっきり怒鳴られてちょっとびっくりする。






そしてまた手を引かれ、多目的室に入れられた。








「……なんですか？」





具合悪いんじゃなかったの？w





「てめぇ、マジでムカつくんだよ。」







ﾊﾞｼﾝｯ






「った…」




まただ。




また顔が汚れてしまった。





あれ？





血の味がする。





あ、私、ブサイク野郎に殴られたんだ。







殴られたのに、冷静でいる私。







「私も、あなたの事ムカつきますよ。」




思いっきり睨んで冷たく言う。




「はぁ？」






「ムカつくっていうか…うざい。
　
　私の事が嫌いなら、関わらなきゃいい話でしょ？
　
　あなただけじゃないね。
　
　みーんなそう。
　
　私だってね、なりたくていじめられっ子になったんじゃないの。

　お願いだから、関わらないでよ。

　もぅほっといて!!」





あ。やべ。



言いすぎた。






「それは無理だな♡
　俺はお前をいじめ続ける。お前が俺に口答えできないくらいになっ。」





ﾁｯ




ここまで言っても無駄か。







「じゃー、好きにすれば？w

　私は何されても、あなたに口答えするから。





　いつか返ってくるよ。

　私の悪口言ってること、いじめてること、ぜーんぶ。

　そっくりそのまま返ってくるよ。

　

　今言ったよね？
　自分の発言にちゃんと責任持てよ？

　私はこの耳ではっきり聞いたから。」





ふぅ。すっきりしたー




いつかアイツに返ってくるんだ。



私と同じ目にあうんだ。




覚えとけよ？









私の未来は………きっと、明るい。






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