親友ってやつは ページ10
エース｢ちょっちょっ、なぁーにお偉いさんたちで感動ものっぽく決めちゃってんの？｣
『エース……？』
エース｢時間遡行軍……？とか言われても全く分かんないけど、なんか危険な事すらならマブとして止めなきゃいけなくない？｣
『これは私がやらなきゃ……』
エース｢それって本当に監督生がやらなきゃいけないの？女の子なんだぜ、そんな無理する必要あるのか……？｣
グリム｢そ、そうなんだゾ！！俺様の子分が居なくなったら誰がツナ缶を開けるんだゾ！！｣
デュース｢俺も反対だ！！｣
リドル先輩と笑い合い歌仙に次の指示を出そうとしたのを察したエースに肩口を掴まれた。
接近体勢の歌仙を手で待ての意志を示し止めつつエースの言い分に耳を貸す。
彼らの口から出てきた言葉どれも"そうだね"としか返せない内容で平和を生きてきた彼らにとったら戦争やらなんやら自体訳の分からない事なのだろう。
そこに向かう友達を止める至極真っ当な考えであったそしてそれが私には新鮮で仕方がなかった。
戦へ向かうのを応援されるのはあれど、こうして止められることなど経験していない事だったからだ。
『例えばの話をするね』
エース｢……｣
『私達輪の中には本当はもう1人居た、毎日一緒に笑いあって馬鹿して
だけど、時間遡行軍が歴史を変えてしまったせいでそいつの存在がパッとこの世から消えた
どうなると思う？』
デュース｢えっと……急に目の前から消える……？｣
『違うよ、最初から居なかったんだから誰も居なくなった事に気が付けないの
もしかしたらもう遡行軍に歴史を変えられて
誰かが消えた後かもしれないね、歌仙？』
歌仙｢否定は出来ないね｣
エース｢……｣
レオナ｢おいおい、嘘だろ｣
ヴィル｢そんなにヤバい奴らが来てるってことなのね……｣
『それを止められるのが私なんだよ、私"審神者"……私がやらなきゃいけないんだ』
分かってくれるかな……？とエースの方をみやるがその顔には未だ不満が全面的に押し出されている。
『エースこれが私なんだ、受け入れてくれると嬉しいな』
仲直り出来たら1番良かったのだが生憎あまりエースたちにさく時間はない
エースに近付きトンっと片手で軽く相手の肩口を叩き笑いかけて彼らから離れる。
歌仙｢……主、あれで良かったのかい？｣
『うん、だって時間がないでしょう？』
歌仙｢あぁ……そうだね、でも憂いにふける君の顔は雅じゃないな｣
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汐乃(プロフ) - わざと完結させてから続きを更新するタイプであってくれ… (2021年12月26日 15時) (
レス) @page23 id: 8455a6b086 (このIDを非表示/違反報告)
ab - 「終わりが近づく」っていう文で終わって、更新停止されてるから『終わり』って下に表記されてるの草 (2021年11月8日 23時) (レス) @page23 id: 87d8813e38 (このIDを非表示/違反報告)
あやたそ(プロフ) - え、めっちゃ気になるとこで終わったのですが、これで終わりですか？ (2021年4月18日 23時) (レス) id: 656c582390 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの誰か - こっここでおわりですか(・д・) (2021年1月6日 0時) (レス) id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 更新んンンンンンンンンン楽しみです┏(*‘ω‘ *)┛┗(*‘ω‘ *)┓ (2020年9月23日 20時) (レス) id: 671476985f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏雨 | 作成日時：2020年7月23日 23時
