審神者という者は―参 ページ7
『すみません、説明は後ですとりあえず地上の遡行軍を蹴散らすのが先決です』
レオナ｢だとしてもどうする、俺たちはさっきの戦闘で結構消耗しちまった｣
リドル｢すまない…………オーバーブロット後だとそんなに魔法が使えないんだ｣
イデア｢それ以前に攻撃が効かない相手なんて無理ゲーすぎる｣
学園でも強い戦闘力を誇る寮長たちはもう今回の襲撃を迎え撃つ余力がない
だとしたらもう……
『大丈夫です！私に考えがありますから審神者の名にかけて必ずうち勝ちます』
私の頭に浮かぶのはどれも無謀に近い作戦ばかり、そのどれもがもしあの子たちを呼べればという奇跡頼みのものだ
それでも……
だとしても
『アンタらが来れてあの子たちが来れない理由なんてないでしょ』
鏡の間へと走り出す。
―――――――――――――――――――
エース｢くっそ、こいつら何なんだよ！！全く魔法が効かねぇんだけど！？｣
デュース｢こうなったら殴るか！？｣
エペル｢そういう問題じゃないと思う…………｣
ジャック｢おい！寮長たちが来たぞ！｣
鏡の間は思った通り時間遡行軍の奴らにジリジリと生徒たちが詰められていた
防御魔法が得意な生徒がいたおかげで何とか怪我人は出ていない
時間遡行軍は
大太刀1振に打刀3振の脇差短刀1振ずつの構成。
大太刀｢ｺｺﾃﾞﾊﾏﾓｯﾃｸﾚﾙｶﾀﾅﾊｲﾅｲｿﾞ…………ｻﾆﾜﾖ｣
時間遡行軍は私を見るなり攻撃の矛先を私へと変えてくる。
大太刀の斬撃で残ってくれていた刀装は全部剥がれ落ち防ぎ切れない刃が自分の左腕を掠めていく
掠めると言っても相手は大太刀人の脆い身体では掠めただけで深い切り傷となる。
エース｢監督生！！！！｣
『大丈夫だから！エースたちはそこにいて！！』
案の定制服の切れ目からボタボタと血が垂れていく感覚がする、傷は認知すると更に痛くなる気がするのであえて見ない
というか怖くて見れない。
心を落ち着かせるために一息つこうとしたその時ガッと肩を強い力で後ろに引っ張られる
引っ張った本人は困惑と怒りで顔をしかめていた
リドル｢監督生、なぜよけなかったあれはどう見ても煽りだったよけれた筈だ……！｣
『リドル先輩、これも作戦です』
リドル先輩の手を宥めるように肩から離させ邪魔をされないよう数歩前へ出る。
そう、私はあえて大太刀の煽りを受け負傷をした。
―――――――――――――――――――
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汐乃(プロフ) - わざと完結させてから続きを更新するタイプであってくれ… (2021年12月26日 15時) (
レス) @page23 id: 8455a6b086 (このIDを非表示/違反報告)
ab - 「終わりが近づく」っていう文で終わって、更新停止されてるから『終わり』って下に表記されてるの草 (2021年11月8日 23時) (レス) @page23 id: 87d8813e38 (このIDを非表示/違反報告)
あやたそ(プロフ) - え、めっちゃ気になるとこで終わったのですが、これで終わりですか？ (2021年4月18日 23時) (レス) id: 656c582390 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの誰か - こっここでおわりですか(・д・) (2021年1月6日 0時) (レス) id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 更新んンンンンンンンンン楽しみです┏(*‘ω‘ *)┛┗(*‘ω‘ *)┓ (2020年9月23日 20時) (レス) id: 671476985f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏雨 | 作成日時：2020年7月23日 23時
