襲撃まで半刻ー弐 ページ19
歌仙｢まぁそういう事だ、僕達は主であるこの子を全力で守る君達の命は主の二の次となる訳だ｣
『歌仙その言い方は……』
今剣｢かせんのいうとおりですよあるじさま、きんきゅうじたいとはいえこちらのれきしをもまもるためにあるじさまはみずからをもきずつけたんです｣
少し離れていた所にいた今剣はぎゅっと私に抱きつく、その手は若干震えている
『私だけじゃない、緊急事態とはいえ私は今剣を自分の肌に向けた…………嫌な事思い出させたね』
姿が子供な今剣は幸い私でも抱き上げられる大きさでひょいと抱きあげればとんとんと自分はここに居るよと示すように背中を優しく叩く。
今剣をあやしながら先程の歌仙の発言への反応を伺うと今まで黙りこくっていたディアソムニアから動きがあった。
セベク｢人間！！！そしてカセンとやら！！｣
『うぉう！？はい……』
セベク｢僕はカセンとやらの言葉異論はない！！僕がその立場に立った時きっと僕もカセンと同じ行動をとる！いやもしかしたら若様を保護した時点で僕の場合帰ってしまうだろうこの寛大な対処若様の護衛として感謝を述べる！！！｣
普段は人間、人間と声の大きさもあって高圧的なセベク君がこうも背筋を伸ばし頭を下げている、その姿勢の美しいことやら……
私も歌仙も予想外の反応に固まっていると後ろで待機していた刀剣男士たちがコソコソと話し始める。
加州｢なーんかさあの緑頭何処と無く長谷部を思い出すんだけど｣
薬研｢俺っちもそう思ってた所だぜ｣
安定｢長谷部と言えば主命ロスで主、主〜って執務室で叫んでたよね｣
堀川｢あぁ……長谷部さん大変そうでしたね……｣
『待って主それ聞いてない！？』
セベク｢人間！！！こちらの話を聞けぇ！！！｣
長谷部の裏事情を耳にした瞬間思わずそちらの方に声を荒らげてしまった
一向に返ってこない返事に痺れを切らしたセベク君ももれなく声を荒らげた。
こんのすけ｢審神者様…………あの、戦略｣
『あぁ……そうだった、ごめんこんのすけ
ええっと……防御魔法が特に得意な人は手を挙げて下さい』
こんのすけに促され作戦会議に戻ると先ずは防御魔法が得意かの有無を聞く。
自信満々に手を挙げたのは
レオナ先輩
ツノ太郎
他の先輩方は謙遜してかあまり手を挙げてくれなかった
『では御二人にはここに残ってもらい最悪NRC最後の砦となってもらいます』
とりあえず本陣の守りは良さそうだ。
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汐乃(プロフ) - わざと完結させてから続きを更新するタイプであってくれ… (2021年12月26日 15時) (
レス) @page23 id: 8455a6b086 (このIDを非表示/違反報告)
ab - 「終わりが近づく」っていう文で終わって、更新停止されてるから『終わり』って下に表記されてるの草 (2021年11月8日 23時) (レス) @page23 id: 87d8813e38 (このIDを非表示/違反報告)
あやたそ(プロフ) - え、めっちゃ気になるとこで終わったのですが、これで終わりですか？ (2021年4月18日 23時) (レス) id: 656c582390 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの誰か - こっここでおわりですか(・д・) (2021年1月6日 0時) (レス) id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 更新んンンンンンンンンン楽しみです┏(*‘ω‘ *)┛┗(*‘ω‘ *)┓ (2020年9月23日 20時) (レス) id: 671476985f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏雨 | 作成日時：2020年7月23日 23時
