Complete unique magic―1 ページ9
今日も今日とでユニーク魔法作り〜!
最初にユニーク魔法作り初めてからどのぐらい経ったのか朝数えてみたらもう2ヶ月だってさ
時の流れは早いね……
それと同時にユニーク魔法作りって滅茶苦茶大変こんなに頑張っているのに中々形にならない
少しでもイメージを崩してしまうと試作段階の今では崩れて散ってしまう。
大きな鏡を出すまでは成功したんだけどその先の性能をイメージしきれていないとダメ……ただの鏡にしかならない。
自分のユニーク魔法の改善策を考えながら
学園長質の扉を開く。
学園長「おや、もうそんな時間ですか本を読んでて…………ンンッ貴方のユニーク魔法が成功に行き着く手段はないかと模索してたら時間がいつの間にか経ってしまっていたようですね」
学園長の手にあるのは最近図書室に入ってきたシリーズ物の長編小説だ、絶対この人暇だよね
てかそれもうその巻まで読んだの?仕事は?
学園長「Aさんそんなに見つめられちゃうと仮面に穴が会いちゃいますよさぁ早く始めましょう」
『……はぁい』
魔法の杖を構えていつものように呪文を唱える
『鏡よ鏡!
今日は不思議と魔力の流れがスムーズで
いつもより綺麗に鏡が作れた気がする
心做しか鏡の面が綺麗だ……。
しかし1番大事なのは性能
出来た鏡を学園長に向ける。
『鏡よ真実を写し出しなさい』
私の掛け声と共に鏡は鈍い光を発して
鏡にうつる学園長の姿をグニャリと歪ませ始める。
ある程度歪むと跳ね返されたように歪んでた分が元に戻るしかしそこに写っているのは仮面姿の学園長ではなく…………
学園長「わぁわぁ!!ちょっとAさん人が懇切丁寧に隠している顔を写さないで下さいよ!はいこれで性能は大丈夫ですね」
鏡を無理やり自分から遠ざけた学園長は焦りながらユニーク魔法の停止を命じる。
…………学園長の顔ってうん……中々。
鏡を杖の一振で消して先程チラリと見た学園長の顔を思い出す。
学園長「ゴホン良いですか、ユニーク魔法は貴方に限らずあらゆる魔法史達の切り札ですやたらめったら触れ回さない事……まぁでも貴方のユニーク魔法ならバレても問題ない部類に入るでしょう」
ユニーク魔法を完成させた私に学園長が注意事項を述べて、マジカルペンを渡す。
ユニーク魔法を使う際はこれから魔法の杖ではなくこれを使うらしい。
シェーンハイト君とルークに自慢しなくっちゃ。
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麗(プロフ) - 続きを楽しみにしてます!! (2021年1月10日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
ハクグン(プロフ) - 無理せず更新頑張ってください! (2020年9月14日 4時) (レス) id: d2ad143a92 (このIDを非表示/違反報告)
鶯 - 面白かったです!最近ツイステの闇堕ちにハマってこれ見つけました!更新頑張ってください!Σd(・ε・´d)★FIGHT (2020年8月25日 11時) (レス) id: 77a6e9198d (このIDを非表示/違反報告)
アイクルト - 面白かったです!話の持ち込み方が好き、、、更新頑張ってください!!! (2020年8月2日 23時) (レス) id: ef72670758 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢(プロフ) - はぁ、、好き、、 (2020年7月29日 3時) (レス) id: df4421999a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏雨 | 作成日時:2020年6月12日 22時