Battle!magicalshift―1 ページ20
『マジカルシフト大会……?寮対抗で、へぇ』
ヴィル「覇気の無い声ねぇ、まアンタが出る訳じゃないから仕方ないわね」
ルーク「鏡の君の所にはなかったのかい?」
『マジフトに似たようなスポーツはあったよ、ただ魔法とか箒がないだけで』
ルーク「ふむ、箒や魔法がないなんて華にかけるスポーツだね」
『魔法とかはなかったからねぇ』
ヴィル「箒がないなら走るのかしら?」
『うん、そうだよ』
ヴィル「余計化粧が崩れそう……アタシはそっちの競技はパスするわね」
『シェーンハイト君らしい……』
近々寮対抗マジカルシフト大会があると2人から聞かされた私は大会の概要や自分の世界でのマジフトならぬ他のスポーツの話をしていた。
因みに今日のお茶会のスイーツは特別
サムさんの購買で買ってきたものでは無いのだ。
ヴィル「にしてもアンタの用意したタルト美味しいわね、アンタが用意するって聞いたからどんな珍品が出てくるのかと思ってたのだけど」
『お、分かる?この美味しさこれねトレイ君に分けてもらったタルトなんだ』
ルーク「わぉ、薔薇の騎士に?どうりで美味しいわけだ」
ヴィル「ふぅん……トレイ……君ねぇ……」
『トレイ君からタルト分けてもらった日はお茶会のお菓子はタルトになるよ』
タルトの美味しさに納得するルークは私の言葉を聞いて笑みをこぼすが一方のシェーンハイト君はまた顔をしかめている、
もしかしてカロリーとかダメだったかな。
『シェーンハイト君?』
ヴィル「決めたわ」
私が声をかけるとシェーンハイト君が急に喋り出す。
『何を?』
ルーク「どうしたと言うんだい?」
ヴィル「A、アタシがマジフトで活躍したらアタシの事を名前で呼びなさい」
『は、はぁ…………』
ルーク「これはこれは……」
ヴィル「今まで自然に呼んでくれるのを待っていたけど全くその気配がないじゃない、呼ぶ気がないのなら強制的に名前で呼ばせてあげるわ」
『シェーンハイト君……そんなにこの呼び方嫌?』
ヴィル「嫌よ」
『えぇ……』
ルーク「毒の君が本気を出してしまえば誰も止められないさ、大人しく名前で呼ぶ練習をしておく事だね鏡の君」
『マジフト大会で活躍って何基準、?』
なんだか一波乱ありそうです。
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麗(プロフ) - 続きを楽しみにしてます!! (2021年1月10日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
ハクグン(プロフ) - 無理せず更新頑張ってください! (2020年9月14日 4時) (レス) id: d2ad143a92 (このIDを非表示/違反報告)
鶯 - 面白かったです!最近ツイステの闇堕ちにハマってこれ見つけました!更新頑張ってください!Σd(・ε・´d)★FIGHT (2020年8月25日 11時) (レス) id: 77a6e9198d (このIDを非表示/違反報告)
アイクルト - 面白かったです!話の持ち込み方が好き、、、更新頑張ってください!!! (2020年8月2日 23時) (レス) id: ef72670758 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢(プロフ) - はぁ、、好き、、 (2020年7月29日 3時) (レス) id: df4421999a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏雨 | 作成日時:2020年6月12日 22時