participation in party―1 ページ15
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
ﾊﾞｼｯ……
………………
『…………朝だぁ……』
昨日ポムフィオーレ寮の外にいた角の人の事についてシェーンハイト君とルークに問い詰められすっかり寝不足寝不足。
シェーンハイト君なんて途中でパックしながら話してたよ……。
でも幸い今日はお休み、二度寝しても問題ないのだ！
目覚まし時計の時刻を確認してもう一度眠りにつこうとしたその瞬間。
ｺﾝｺﾝ
私の部屋の扉が外から叩かれる。
『折角二度寝しようとしてたのに…………誰？』
瞼を擦りながら扉を開くと目の前にはシェーンハイト君、何やら赤い封筒を持っている
私に郵便物……？
家族も兄弟もここにはいないはずなのに
不思議に思いながらシェーンハイト君から説明を待っていると朝一番に飛び出して来たのは怒号。
ヴィル｢このジャガ！！！！！人前に出るなら寝癖を直しなさい！そんな事も出来ないなんて……アンタこの先大丈夫？｣
『え、あー……でも寝起きすぐに来られても困るんだ』
寝癖と言われ横にある姿見で確認すると確かにボサボサの髪がうつる。
けどそうは言われても髪の毛をとかす時間なんてさっきの今であった……？ないでしょ……。
目を泳がせる私を睨みつけながらズカズカと部屋に入ってくるシェーンハイト君
困惑しながらも寮の部屋に備え付けられているドレッサーの前に座らせられ
丁寧に髪の毛をとかしていく。
ヴィル｢あのねぇ……アンタこんな学校に連れてこられて普通の女の子みたいにオシャレを諦めるのも分かるけど最低限出来ることはしなさい、一生男として過ごす訳じゃないんだから
手入れができる所は入念に｣
初対面の時と比べたら明らかに短くなっている髪を優しくとかすその手つきは何処か優しくて久しぶりに女の子扱いされて胸の奥の方が暖かくなった。
『シェーンハイト君……』
ヴィル｢ちょっと新ジャガ返事は！！｣
『あ、はい……』
感傷に浸るよりも髪の手入れをこれからしっかりやるという言質をとる方が彼には重要らしく威圧をかけられた。
今少し良い感じだったのにさ、台無しだよ。
ドレッサーに置かれた赤い封筒を手に取りため息を1つつく。
participation in party―2→←Another dormitory―4
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麗(プロフ) - 続きを楽しみにしてます！！ (2021年1月10日 9時) (
レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
ハクグン(プロフ) - 無理せず更新頑張ってください！ (2020年9月14日 4時) (レス) id: d2ad143a92 (このIDを非表示/違反報告)
鶯 - 面白かったです！最近ツイステの闇堕ちにハマってこれ見つけました！更新頑張ってください！Σd(･ε･´d)★ＦＩＧＨＴ (2020年8月25日 11時) (レス) id: 77a6e9198d (このIDを非表示/違反報告)
アイクルト - 面白かったです！話の持ち込み方が好き、、、更新頑張ってください！！！ (2020年8月2日 23時) (レス) id: ef72670758 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢(プロフ) - はぁ、、好き、、 (2020年7月29日 3時) (レス) id: df4421999a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏雨 | 作成日時：2020年6月12日 22時
