番外編！黄昏視点 ページ33
Aはいつもアーニャやヨルさんのことばっかりだ。 口を開けばアーニャちゃんが可愛いだの、ヨルちゃんが可愛いだの…たまには俺の事ほめてくれてもいいとおもうのだが…この前(29話参照)だってアーニャやヨルさんに抱きついてたな…
これは別に嫉妬というものでは無いと思う。というかそう思いたい…なんでAに抱きついて欲しいと言わないのかなんて理由は色々あるが恥ずかしいって言うのもあるがアーニャの視線が怖かったりもするかもな
機会もないし、俺がAにハグして貰えたの小さい時くらいか？(実は最近も何回かある)
やはり歳を重ね大人になっていくほど素直に言えないことは増していくな。
『ロイドー？』
Aか、
ロ「A？起こしてしまったか？」
『いや別に、トイレ行きたくて起きた、、って言うかさ、、アーニャちゃん可愛すぎ、、寝顔が天使すぎた』
、、、またか、、
『んぇ？』
ロ「？どうしたんだA」
『え、いやさ？またかって？』
…まさか、声に？やはり気が緩んでいるな…
ロ「声に出てたか？」
『うん、や、なんかごめん聞いちゃいけない事だったら聞かなかったことにするから！』
、、、いい機会だろういっそ言ってしまうか
ロ「いや、いいこのまま聞いてもらう。」
『うん？』
ロ「またって言うのは、、、アーニャばっかりだなと思ってな、」
『？と言いますと？』
ロ「俺も、、、ハグして欲しいというかなんというか、、、」(ﾎﾞｿｯ
…あぁ、、Aが俯いている、これはやらかしたな、、言わなきゃ良かったか？
『なぁんだー！！』
？は？
『黄昏ーそんなこと思ってたの？』
…！急に黄昏と呼ばれるとは思ってなかったから少し心臓がはねた
『そんなこと何時でも言ってくれればハグなんていくらでもするのに！』
……
ロ「でもこちらとしてもいいずらいというかだな…」
『なに？黄昏！可愛いね！』
俺は可愛くなんかない、、
ロ｢…番犬」
『は、はい！？』
番犬なんて呼ばれると思っていなかったのかAの声は裏返っている。
ハグして欲しいとこの状態で言ったらAは困ってしまうだろうか
まぁ少し困るくらいいいかもな。
ロ「番犬…ハグ」
『はいはーい黄昏様ー』(ｷﾞｭｰ)
『満足？』(ﾆｺｯ)
ロ「あぁ、」
たまには言うこともいいことなのだな。やはり少し恥ずかしいが、、
でも、わかった事と言えばねだってよかったと言うことだ。少しだけ心の奥底にあったモヤモヤが晴れた気がした。
続く
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ロシアンブルーハムスター - 天乃さん» 天乃さんありがとうございます！更新頑張りますね！ (2022年4月26日 17時) (
レス) id: 45398107bf (このIDを非表示/違反報告)
天乃(プロフ) - 初めまして！めっっっちゃ好きです😭💗続きが楽しみです、更新頑張ってください！！ (2022年4月25日 2時) (レス) @page6 id: 0d8f1d3fb5 (このIDを非表示/違反報告)
ロシアンブルーハムスター - わかりました！ (2022年4月22日 14時) (レス) id: 45398107bf (このIDを非表示/違反報告)
W.m(プロフ) - 2巻の最後の方にある、家族で水族館に行くシーンとあとフィオナとの夢主で黄昏さんを取り合ってほしいです！こんなところをお願いしたいです。よろしくお願いします。 (2022年4月21日 21時) (レス) id: 63cab791a0 (このIDを非表示/違反報告)
ロシアンブルーハムスター - りょーかいです！どこの場面がいいとかありますか？ (2022年4月20日 22時) (レス) id: 45398107bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロシアンブルーハムスター | 作成日時：2022年4月13日 17時
