豆腐小僧の兄 2 . (ページ2)

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慧助『その戦って一月前ので勝敗決まったんじゃないんですか？』

山田「いや、それはわからん。だが…オーマガトキとタソガレドキが戦をしているのは確かだ」

ほーん…成程ねぇ〜

慧助『それで、どうしろと？…てか、学園長先生は？』

土井「そういえば…」

その時…部屋に煙玉が投げ込まれそこに学園長が現れた

学園長「慧助！」

慧助『はい』

学園長「慧助にはオーマガトキとタソガレドキの調査に行ってもらう！」

そして、今に至る

あ、因みに利吉君とは行く途中であって、ま、詳細は言えないが利害が一致しそうだからと一緒に行くことに…

慧助『マジで、最悪なんだけど……で、どっちがどっちの方に行くんですか』

利吉「そうですね…私がオーマガトキの方に」

慧助『りょーかい』

慧助はそう言って木から木へと飛び移った

利吉「父上と土井先生の言う通り、あの人に任せておけば安心ですね。」

以前、父上と土井先生に言われたことがある。『アイツは普段あんな感じだが、ちゃんとやる時はやる奴だ』と

利吉「さて、私もオーマガトキの方へ行くか」

利吉も慧助と同じ様に木から木へと飛び移って行く

慧助side

慧助『さて、中に入るか…』

ｸﾞｲｯと口布を持ち上げて、口元を隠した

そして、城壁を飛び越えて気配を消す

慧助『……とりあえず、いやいるか…？』

城主のいるところに行きたいが、今は戦の真っ最中。

城主はおそらく、戦の陣営の方にいる気がする。

だとしたら、行くところはひとつ。

慧助『タソガレドキ忍者隊』

戦の真っ最中……だとしたら、狼隊(おおかみたい)と月輪隊(つきのわたい)はいないな

となると、黒鷲隊(くろわしたい)だな

あそこの人たちは簡単に近づけばバレるな…

慧助『まぁ…狼隊と月輪隊がいないだけマシか…』

さて、城内の忍者隊のアジトに行きますかね