何でもお見通し ページ1
・・・谷便第一中学校時代・・・
キーンコーンカーンコーン…
上「よっ！A」
貴「おはよ」
扉を開けてまず最初に挨拶を交わすのは幼馴染の上鳴電気だ。
毎朝一緒に登校。一緒に下校…。
昔から変わらない日常。
今日も安定のチャラさ・・・。
上「なあ今、俺のことチャラいとか思ってた？」
貴「よくわかったね」
上「そんな気がしたんだって」
なんでも見透かしてしまう。
生まれた時から一緒な私たち。
私の誕生日は６月２９日。
誕生日が一緒で家も隣。クラスも離れたのは一回だけ。これは一体…
貴「なんなんだ…」
上「どうしたんだよ急に」
貴「神様がこうしてる？？…そんなわけ…」
上「急にどしたん
俺と運命で繋がれてるとでm「んなわけないでしょ」スミマセン…」
貴「・・・ていうかそうやって何でも見透かそうとするのやめて」
上「ふーん、当たってたんだな！」
貴「でんき？？？」
こうして毎日が始まる。
ーーーーーーーーーーーー
休み時間にて・・・
友人「ねぇ！Aと上鳴！二人って恋愛感情あるでしょ！」
貴「え！なんで！なんで！」
上「ありえねーわ！」
貴・上「「ないない！」」
友人「めっちゃ拒否るやん。てか個性も似てるし…」
貴「んまぁ、そうだけどそれは関係ないって」
私の個性は ”電流”
電気のように貯めて使うんじゃなくてそのまま電流が出てくる。
極たまに、頭がショートして酔っ払いみたいになる。
そこら辺はまんま電気。
お恥ずかしい。
昔はよく親同士でウチの子達はそっくりだと騒いでたらしい。
上「一緒にウェーイってなるよな！」
貴「こっちはアホになりたくてなってるわけじゃなーいの」
先生「そういえば…おい。電授、ちょっと職員室来い。」
貴「は、はい」
上「なんかやらかしたんだろー」
貴「うるさい」
ーーーーーーーーーーー
職員室にて・・・
先生「電授よく聞け。雄英のヒーロー科から推薦入学の連絡が来た。」
貴「！！！」
先生「行くか？？」
貴「やって見せます！」
上「・・・雄英。俺の志望校じゃん！」
このときは電気が盗み聞きしてたなんて考えもしなかった。
ーーーーーーーーー
続く(^o^)
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作者名：もか | 作成日時：2018年10月16日 22時
