佐久間×阿部 ※学パロ ページ26
＠佐久間 大介
今日も、憂鬱な一日の始まり。
出来れば、家で、ずっとアニメを見ていたい。
そんな、二次元しか興味がなかった俺に
ある転機が訪れた。
それは、2学期最初の日。
先生「今日は、2年B組のこのクラスに、転校生が来ます」
教室が、ざわめく。
そして、教室の扉が開いた。
阿部「初めまして。阿部亮平です」
眼鏡をかけたその人は
背が高い。
けど、華奢な体。
まるで、二次元から飛び出してきたような
綺麗で少し可愛い顔。
何故か、胸がドキリと鳴った。
先生「じゃあ、そこの佐久間の隣の席に座って」
阿部「はい」
阿部君が、俺の横の席に座る。
横を見ると、整った顔が
もっと美しく見えた。
休み時間、話しかけてみようかな。
そして、休み時間に入った合図の鐘がなる。
俺はすぐに隣の子に声をかけた。
佐久間「君、どこから転校したの？」
阿部「千葉…です」
俯き気味で、答える。
佐久間「へぇ…舞浜しか行ったことないわ」
阿部「そうなんですね。もっといい所、いっぱいありますよ」
佐久間「例えば？」
阿部「有名な所だったら、春は、常盤平さくら通り。
夏だったら、滝を見るのもいいですね」
佐久間「楽しそう…！」
阿部「今度、行ってみてください」
佐久間「うん。休日にでも、行ってみようかな」
夏休みが終わったばかりだというのに
俺は、千葉に行きたくてしょうがなくなった。
それは、楽しそうっていうだけじゃない。
阿部君と、話を合わせたいから。
…って、阿部君は男子なんだから
別に、話しを合わせる必要もない。
…はずなのに。
まるで、アニメの嫁に会えた時みたいに
胸が高鳴っている。
何だろう、この気持ち。
阿部「逆に、東京でおすすめの所、ありますか？」
佐久間「う〜ん…俺は、お台場とか、秋葉原は、よく行くよ」
阿部「そうなんですね…俺に合わない所だ…」
佐久間「合わない？何で？」
阿部「だって、千葉から出てきて、東京の華やかな文化とは程遠いです…
千葉でも、あまり、中心の方にいなかったし…」
佐久間「そんなことないよ！絶対、阿部君は、顔も整ってて…
俺の方がそぐわないよ」
阿部「本当ですか…？」
そう言うと阿部君の顔が、
少し明るくなった。
それが、俺にとって
嬉しかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 195人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sachiko88(プロフ) - 初めまして！リクエスト失礼します。ジェシー総受けの甘々とSixTONESそれぞれ×ジェシーの甘々読みたいです！よろしくお願いします！ (2020年1月27日 10時) (
レス) id: 58b9c3f930 (このIDを非表示/違反報告)
ピュアTJ - リクエスト失礼します！ちゃか松松が大好きなので、まつくを取り合ってほしいです！ (2019年12月28日 19時) (レス) id: c61468a162 (このIDを非表示/違反報告)
宙1114(プロフ) - ありがとうございます!! (2019年11月14日 0時) (レス) id: 76bb2e3b46 (このIDを非表示/違反報告)
紡ぎ糸 - 宙1114さん» 大丈夫です。了解しました！ (2019年11月13日 20時) (レス) id: f3cd696ec9 (このIDを非表示/違反報告)
宙1114(プロフ) - 初めてなのですがリクエストお願いしたいです！ なべあべ出来ますか？ (2019年11月12日 21時) (レス) id: 76bb2e3b46 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紡ぎ糸 | 作成日時：2019年7月22日 21時
