BLUE 【LDH】 (ページ19)

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真白｢Aちゃん！おかえり！｣

さっきまで泣いていたのが分かる真っ赤な目だけど､真白は笑顔でAさんを抱きしめてくれた。

それから4人でワイワイ喋って､真白とAさんは2人仲良くベッドで眠った。

壱馬｢どうやったん？｣

樹｢医者にはPTSDを発症する可能性が高いって言われました｣

壱馬｢そっか…｣

俺と壱馬さんはリビングで2人で話していた。

北人さんにも病院で言われたことを連絡する。

樹｢俺､決めました…Aさんの傍にいます
俺がこれからAさんを守っていきます｣

壱馬｢樹が決めたんなら応援する｣

これからどうしていくか壱馬さんと話しながら考えた。

彼と住んでいた家に帰すわけにも行かないけど､真白の家にずっといさせる訳にもいかない。

真白だって壱馬さんと一緒にいたいはずだから。

そして､数日後。

俺はMove the WorldのMV撮影にやってきたAさんを捕まえた。

A｢どうしたん樹くん？｣

樹｢Aさん､俺ん家に住みません？｣

A｢な…やめてよ…揶揄わんといて？｣

俺が考えた結果､やっぱり俺と一緒に暮らすのが1番だって思ったんだ。

付き合ってもないのにって引かれるかもしれないけど､俺のワガママを聞くくらいの気持ちでいてほしい。

樹｢揶揄ってない俺がAさんに傍にいて欲しいの｣

A｢ホントにええの？｣

樹｢うん｣

きっと迷惑をかけるんじゃないかとか考えてるんだろうけど､俺はそんな気を回されることも嫌だった。

A｢ごめんね､私なんかのために…｣

樹｢いーの終わったらマネージャーの車で家行くから待ってて｣

俺はその後また撮影に戻って､Aさんも仕事に戻った。

ここ数日の間にAさんは真白や亜知さんと一緒に一度家に帰って荷物を持ってきたらしい。

その荷物が今は真白の家にあるんだけど､真白にも俺の家にAさんを住ませたいって言ったら､荷物を持ってきてくれるみたいだ。

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