STー赤と白の捜査ファイルー 石にしか興味がない女

きちょーなやすみをどーすごす？1 ページ39

キャップと赤城は二人でカフェ3に来た。

三枝「いらっしゃいませ」

キャップ「あれ？今日はAさんいないんですか？」

三枝「ええ。今日はお休みです」

カフェ3にはAの姿はなかった。

キャップ「珍しいですね。風邪かなんかですか？」

三枝「いえ。私から言ったんです。毎日仕事させてちゃ、かわいそうでしょ？」

赤城「アイツは元気があり余ってるだろ」

キャップ「もう、赤城さん。Aさんに対しての言動がひどすぎですよ」

赤城「アイツのメンタルはとても強い。こんなんでへこたれるやつじゃない」

キャップ「もー」

三枝はそのやりとりを笑ってみていた。

三枝「確かに無理やり帰らせました。今日は。だからどこかで遊んでいるかもしれないですね」

赤城「きっと風邪というものも知らないんじゃないのか？」

キャップ「赤城さん、それは言いすぎですよ」

三枝「ご注文はどうします？」

キャップ「ケーキください」

赤城「コーヒーで」

三枝「かしこまりました」

そう言って厨房に消える。

キャップ「なんか、Aさんがいないとさみしいですね」

赤城「いないとこんなにリラックスできるとは思わなかった」

キャップ「そんなこと言ってー。ホントはさみしいんじゃないんですか？」

赤城「俺が？そんなことありえるわけない」

三枝「大丈夫ですよ。きっと明日から来ますから」

そう言ってケーキとコーヒーを渡した。

きちょーなやすみをどーすごす？2→←たんてーみたい5　完。

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