STー赤と白の捜査ファイルー 石にしか興味がない女

たんてーみたい5　完。 ページ38

『私最後まで片づけていかなくちゃいけないんですよ？』

キャップ「いや、それはあまり関係ない気が…」

『私もまだ喋ってたいですし。あ、なんかこの後ありました？』

キャップ「いや、ないですけど…」

『じゃー、いいじゃないですか』

そう言いながらグラスを洗い始めるA。


キャップ「でも、それにしてもさっきのAさんすごかったですよ。ホント尊敬します」

『ちょっと取り乱しました』

てへっと言いながら片づけるA。

キャップ「もう、探偵みたいですよ」

赤城「キャップ。それ以上コイツを褒めると調子乗るからやめておけ」

『ちょ、そんな言い方なくないっすか、赤城はん』

キャップ「そうですよ。僕は思ったことを言っただけです」

『でも、百合くんってそーやって人の影知らないからだまされやすいんですよー』

キャップ「え、影って…」

『誰だって、影ありますよ。ね、赤城はん』

赤城「なぜ俺に振る」

『なんとなく』

キャップ「でも…Aさんって影なさそうな気がしますよ」

『そーですか？そりゃどーも』

そう言って笑う。

キャップ「ホント、AさんSTに入れますよ！今度松戸理事官に言おうかな」

『あー、私そういうの興味ないんで。ここでバイトしてるほうが楽しいです』

キャップ「そうですか…」

赤城「コイツをSTに入れたら終わりだ」

『うわ、ひっど』

キャップ「じゃー、ここの探偵さんということで」

『そんなつもりないけどなぁ』



たんてーみたい 完。



ちょっと短編集的になってきました！

最近黒しゃんいないっすね←

頑張って登場させようかなーｗ

あ、ちなみにこの後、あのお客さんはどーなったかといいますと、

無事新しい仕事見つけて彼女さんとケリをつけたそーです♪←

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