とーじょー3 ページ3
キャップと赤城は困惑している。
キャップは目の前で聞かされていて何もかも茫然。
赤城は変人がここにいるという目を向けている。
お前だって変人だろう。
…しばしの沈黙。
ペラペラと勝手にしゃべり始めて気が済んだのか話を止めてポケットの中からいろんな石を出してきたこの謎の女性は、
何事もなかったのかのように3つの石だけをキャップの目の前に置いてグラスを磨き始めた。
キャップ「あの…」
やっと喋り始めたキャップ。
キャップ「どこから言っていいんでしょうか…。あなたは何ものですか?」
グラスを磨きながら彼女は言った。
『人間です』
キャップ「いや、えっと…そういうことじゃなくて…」
『だから、ただの石好きな人間です』
磨く手を止めてキャップのほうを見る。
目があったキャップは何もしゃべることができなかった。
その時、三枝が帰ってきたのだ。
三枝「おぉ、二人とも来てたんですか。…あぁ、この状況は、暴走しちゃったのですね?亀石君」
キャップ「亀石君?」
三枝「えぇ。アルバイトしてくれている亀石Aくんです」
三枝に名前を呼ばれた彼女は、グラスを置いた。
『亀石Aです。先日からここで働くことになりました』
キャップ「えー…」
三枝「言ってなかったですものね。厨房のほうにいましたから」
赤城「なんで急にアルバイトなんて雇って…」
三枝「そりゃぁ、一人でやっていたら買い出しなど行けなくなるじゃないですか」
そう言って買い物袋をカウンターの上に置いた。
61人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蘭香♪(プロフ) - 真希さん» ありがとうございます!黒しゃん呼び自分で考えといて主人公ちゃん気持ち悪っとか思っておりますww (2014年9月3日 19時) (レス) id: 3818cd4877 (このIDを非表示/違反報告)
真希(プロフ) - 黒しゃぁぁぁn((殺。え~。すみませんでした。とっっても面白いです!更新頑張ってください!(σ≧▽≦)σ (2014年9月2日 1時) (レス) id: ec52f9d6c0 (このIDを非表示/違反報告)
蘭香♪(プロフ) - 慙愧さん» うぃっす! (2014年8月28日 16時) (レス) id: 3818cd4877 (このIDを非表示/違反報告)
慙愧(プロフ) - 蘭香♪さん» ここじゃなくて別のところで喋ろうぞ (2014年8月28日 15時) (携帯から) (レス) id: ab6bfbfc36 (このIDを非表示/違反報告)
蘭香♪(プロフ) - 慙愧さん» はは…(何を喋ればいいんだーー) (2014年8月28日 13時) (レス) id: 3818cd4877 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蘭香♪ | 作成日時:2014年8月23日 14時