STー赤と白の捜査ファイルー 石にしか興味がない女2

ぜっさんゆくえふめーちゅぅ6　完。 ページ45

それから数分後。

筒井「ないなぁ…」

赤城「おい。何か変わったこととかなかったか？」

『んー、なかったと思いますけどぉ…』

一向に見つからない3人。

それから何時間が経っただろうか。

筒井「…あぁ！！！」

赤城「うるさいな。鼓膜が破れるだろ」

筒井「あった！こ、これですよね！？」

大声で筒井が叫び、ゆっくりと上にあげる。

『…あぁー！それですそれ！！！』

Aも大声で叫んで筒井のもとへ行く。

『え、どこにあったんですか！？』

筒井「ここ！」

そう言って指をさした場所は、ソファの裏。

『えー！？なんでここにあったんだ？』

まじまじと見つめるA。

赤城「……」

そして何も言えなくなった赤城。

筒井「赤城さん。能無しの私が見つけましたよ？」

もちろん挑発をする筒井。

赤城はただ無言であった。

筒井「赤城さん、何か言ったらどうです？「さっきは無礼なことを言いました」ぐらい言ったらどうです？」

赤城「そんなこと死んでも言えないな」

赤城の口から出てきたのは相川らずの毒であった。

筒井「言いましたよね？能無しの私には見つけることができないって！」

赤城「あぁ、言ったな。だが今回見つかったのはただの偶然だ」

筒井「うわー、そうやって自分の負けを認めないんですね。偶然であっても勝ったのは私です！」

始まった、二人の言い合い。

赤城「その洞察力を事件解決に使えればいいけどな」

筒井「今後使えますから！」

『…あ、そう言えば一回ソファの裏に置いて置いたことあったな』

赤城・筒井「」


ぜっさんゆくえふめーちゅぅ 完。

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