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炭治郎side
不死川「…恐れながら柱合会議の前にこの竈門炭治郎なる鬼を連れた隊士についてご説明頂きたく存じますがよろしいでしょうか」
知性も理性もなさそうな人であったのに物凄くきちんと喋り出したせいで開いた口が塞がらない
産屋敷「そうだね 驚かせてしまってすまなかった
炭治郎と禰豆子のことは私が容認していた。そして、皆にも認めてほしいと思っている」
お館様がそう言うと、各柱がそれぞれの意見を述べる
殆どの柱がやはり認めることができないらしい
不死川「鬼を滅殺してこその鬼殺隊
竈門 富岡両名の処罰を願います」
産屋敷「_____手紙を」
「はい」
双子の1人が懐から手紙を取りだす
…どうやら鱗滝さんからの手紙らしい
「______炭治郎が鬼の妹と共にある事をどうかお許しください
禰豆子は強靭な精神力で人としての理性を保っています
飢餓状態であっても人を喰わず、そのまま2年以上の歳月が経過致しました
にわかには信じられない状況ですが紛れもない事実です
もしも禰豆子が人に襲いかかった場合は竈門炭治郎及び、鱗滝左近次、冨岡義勇が腹を切ってお詫び致します」
鱗滝さん…
俺は感動して思わず涙が溢れてしまった
不死川「切腹するからなんだと言うのか…
死にたいなら勝手に死に腐れよ!
なんの保証にもなりはしません」
煉獄「不死川の言う通りです!
人を喰い殺せば取り返しがつかない!死んだ人は戻らない!」
産屋敷「確かにそうだね
A お前はどう思うんだ?」
御館様が先程の女性____Aさんに問い掛ける
『私…ですか?
私は遅れてきたので皆さん程状況を知っている訳ではありません
ですが…
私は2人を認める…2人を信じたいです』
彼女の意見に驚かざるを得なかった
中立の意見はあったものの、ここまではっきりと"認める"と言ってくれたのは彼女が初めてだ
そしてそれが嘘偽りがない本心だという事も匂いから分かった
不死川「…何故、此奴らをそう易々と信じれる…
理由はなんだ、言ってみろ」
煉獄「俺達にも話してくれないか」
『…はて、
人を信じるのに、理由が必要ですか?
私は私自身が信じたいと思ったから信じるだけのことです』
不死川「…!」
Aさんは皆の方を向いて口元に笑みをうかべてそう言った
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夏蜜柑 - はじめまして。夏蜜柑です。とても面白いです!!これからも頑張ってください (2020年1月3日 14時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天宮 | 作成日時:2020年1月3日 13時