スターライツの探し人

34話 ページ35

まこと「嫌だからさ…」


『まこちゃん、無駄だよ。この子に何言っても』


大気「ﾌﾞｯｸｸ残念だけど、いちごショートは遠慮しときますﾌﾟﾌﾟｯ」


大気「！そう言えば！君、料理研究会の子でしたよね？」

と言ってまこちゃんを指す


まこと「？えぇ」


大気「お願いしたいことがあるんですけど」


大気「実は、料理番組に出演者することになったんですが、友達をつけれて行かなきゃならないんです。」

うさぎ「えぇー!?それってまこちゃんと大気さんがテレビに出るの!?」


大気「貴方、料理が上手そうだし、協力して貰えませんか？」


まこと「えぇ。私で良かったら。でも料理ってどんなのがいいんですか？」


大気「別になんでもいいんです。そのいちご何とかってのでいいですよ。いちごは沢山あるんでしょ？」


まこと「あ！でも、あれはれいちゃん達と皆で食べる約束じゃ…」


うさぎ「じゃあー、その代わりと言っちゃなんですけどー、あたし達もスタジオに遊びに行っちゃあいけませんか？」

『あたし達？…私も!?』


大気「なんで君たちが…」


うさぎ「まこちゃんの付き添いってことで！よろぴく！」

大気「仕方ありませんね」




「吉野川哲郎と！楽しく食べよう！今日のゲストは人気グループ、スリーライツの大気光さんです。」


大気「よろしく」

「そして、こちらがお友達の木野まことさんです」

まこと「ど、どうぞよろしく」

まこちゃん…緊張してるね

「早速、ご自慢の料理を作って頂きましょう。作る料理は自家製のいちごショートです」


あ…今頃きっとれいちゃん達が怒ってる


大気「用意するのはバターと砂糖。それに卵3個。卵持ってきてください。」

まこと「あぁ！はい！おかしいな、さっきこの辺に…」


うさぎ「そこそこそこ！あぁー！もう！焦れったいなぁ！」

『わぁ！落ちるー！ってうさぎちゃん！』

なんと落ちた卵をうさぎちゃんが口でキャッチ

すげーな

大気「卵まだですか？」


うさぎ「卵3個でーす！」

そして、うさぎちゃんが出演…

ｺﾝｺﾝｸﾞﾁｬｯ

『あ…』

そして割ったはいいけどカラ入り

うさぎ「よーく混ぜれば大丈夫！ね？」

『おいおい』汗



まこと「そこへふるった小麦粉と混ぜ合わせます」

うさぎ「はーい任せて！」

と言って勢いよくふるううさぎちゃん

ｺﾞﾎｺﾞﾎｯ

うさぎ「ほーら大気さん！ボウルを抑えてくれなきゃ！」


まこと「次にオーブンに入れて焼きます」

ん？あれ？小麦粉すぐそこに…

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