スターライツの探し人

29話 ページ30

夜天の様子が見たくて、ルナと一緒に銀河テレビ局へ


ﾙﾅ「あ！いたいた！」

『ほんとだ！』


？「夜天くん〜♡夜天くんったらすぐ帰っちゃうんだもん！」


『あ！アイドルの岡町のり子！やっぱり可愛い』ｺｿｯ



のり子「夜天くんって猫飼ってるのよね？猫飼う人って寂しがり屋って言うけど、夜天くんも寂しがり屋だったりして！」


のり子「のり子もジュリアーヌが居ないと寂しくて…。のり子、この前までシャム飼ってたんだけど飽きちゃったの。シャムはこんなに肌触り良くないし。夜天くんの猫は雑種？て言うか、そんな感じ〜！」


のり子「あんなのよりヒマラヤンがオススメよ〜！」



ﾙﾅ「むぅ！」

『話長っ…』

ダラダラダラダラと…私絶対気が合わない！


夜天「で？用は何？」

あら〜イライラオーラが


のり子「あのね〜、のり子料理得意だから！夜天くんにもご馳走してあげたいなって！今度、のり子の家に…」


夜天「君さ、」


のり子「なーに？」


夜天「その喋り方うっとおしいよ！恋人気取りはお芝居の中だけでたくさん！」


ﾙﾅ「おぉー！言った！」


『岡町のり子も喋り方すごいけど、夜天も随分キッパリと言うね…』



のり子「くぅ！…酷いわ、のり子はただ…」


夜天「ウザったいな！いい加減にしてよ！君は僕の好みじゃないし仕事以外に君とお付き合いする気は無いの！」

ガツンと言ったー！


のり子「あっそ！そうやっていい気になってるといいわ！貴方なんかただのキワモノのアイドルの癖に！ふんっ！」


本音出てますね、はい


夜天「キワモノはお互い様だろ…」


ﾙﾅ「ニャーン？」


夜天「やぁ。よくここが分かったな」


『猫には当たりがいいのね？』


夜天「A？どうしてここに」


『その猫、私のお友達なの。だから着いてきちゃった！』ﾆｺｯ


『それにしても、驚いちゃったよ！』


夜天「何に？」


『夜天にも、好みの女の子ってあるんだなって！そんなのに興味なんてないのかと思ってた！』笑


夜天「失礼だな。僕だって好みぐらいあるよ」


『どうだかね』笑



嘘、笑ってるけど本当は傷ついてる。

夜天には好みなんていてほしくなかった。
だって…私は、どれだけ頑張っても好みの女の子にはなれるはずがない。


『じゃあ、その猫よろしくね！』ﾀｯ


夜天「あ！A！」


夜天が後ろで呼んでる声が聞こえたけど、聞こえないフリをして走った
だって…


ﾎﾟﾛ…



こんな顔見られたくないもん

30話→←28話

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す