年下じゃダメですか？

取り調べ？ ページ15

ご飯も美味しいし
味付けも好みだ
お酒も進む
てっきり色々聞かれるとおもったけれど
楽しくご飯を食べているだけ

『聞かないんですか？』

臣「待ってる間に健ちゃんに聞いちゃった
隠していたのはプロ意識からでしょ」

『もちろんです。』

臣「普段からプライベートと分ける人なんだなーとは思ってたから、納得いったんだよね」

きちんと見ててくれて、
なにも言わない臣くんは素敵だな

臣「きっかけとしては使っちゃったけど
ホントに一緒に飲みたかっただけだから
好きなだけ食べて？
健ちゃんのおごりだから」

健「まじかーまあええわ(笑)

誰にも言うなよ？」


隆「口止め料？(笑)」

臣「言う訳ないよA、安心して」

隆「てか電話の時、関西弁だったよね」

『気を抜いてました(笑)
健ちゃんとの電話だと出ちゃうみたいですね』

隆「えー俺達にもだしてよ
かわいいよ？関西弁」

『出そうと思って出せるものじゃないんですよ、東京に住んで割と経ちますし』

拗ねたように文句を言う隆二くんに
『そのうち慣れたらでるかも』

と言うと

「慣れてもらうためにも！乾杯！」
とグラスを合わせて飲み干したのをみて

私も飲み干した

臣「そもそも健ちゃんしかプライベートの番号しらなかったから誘ってもらったんだよね」

隆「俺にも教えてほしい！」

臣「俺も、それに敬語やめない？」

『逆にいいんですか？
敬語は、うん、同い年だもんね』

臣「もちろん」
隆「ジェネもしらないの？」

『あ、ラインはしっていてグループがあります、帰りにご飯を行くときもあって』

健「みんなでやろ？二人でいきたい言われても行かへんよな」

『休みの日に二人きりなんてなれるわけないでしょ、あちらもこちらもプロなんだから』

臣「そこがいいんだろうね」

隆「自分より歳上のおねぇさんに
かわされてる感じが、たまんないのか」

『何が？』

臣「いや、なんでも
じゃあまた四人で飲みに行こ」
隆「そーだグループつくってよ健ちゃん」
健「わかった(笑)」

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