第492話 ページ47
『どうしようか……』
凛月 「ま〜くんはね〜、いつも俺のことおんぶしてくれるんだ」
そう言って凛月は私を見てくる
ん?なんだ?
それって……
『私におんぶしてほしいってこと?』
凛月 「おねが〜い、A」
凛月は甘えた声で言いながら起き上がる
待て待て待て
『私は衣更くんじゃないんだよ?』
凛月 「そんなの知ってるよ〜」
知ってて頼むんかい
おんぶか……
凛月 「ってのは、じょうだ『メロンパン持ってて』え?」
私は凛月の言葉を遮ってメロンパンを渡した
渡された凛月は驚いている
そんな凛月を見てから私は手をグーパーグーパーする
凛月 「A……?」
『よし』
私は凛月に名前を呼ばれて、彼を見る
凛月 「A、なにして『よっと』うわっ!!」
凛月がなにか言っていたが、そんなのお構い無しに私は彼を抱き上げた
すると凛月から普段聞かない大きな声が聞こえた
凛月 「ちょっ、Aっ!?」
『やっぱり、忍より少し重たいな』
うん、忍と比べたらやっぱり凛月の方が重たい
まぁ身長のせいもあるかもしれないけど
凛月 「そりゃ身長が違うんだから体重も変わるって……なんで俺、お姫様抱っこされてるの!?」
『え、だって凛月。おんぶしてって言ったじゃん』
そうだ、凛月がおんぶしてと言ったからおんぶではないけど抱っこをしたのだ
まぁ、抱っこっていってもお姫様抱っこだけど
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明桜(プロフ) - 。さん» ありがとうございます!これからも更新頑張ります! (12月23日 22時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (12月23日 5時) (レス) @page17 id: 3a193d111e (このIDを非表示/違反報告)
明桜(プロフ) - 苺さん» いつもありがとうございます!これからも頑張ります! (12月20日 8時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
苺 - 続編おめでとうございます! (12月19日 22時) (レス) id: e6af9339c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1
作成日時:2023年12月19日 20時