【あんスタ】あの日常が戻ってきた瞬間に来てしまった女の子10

第489話 ページ44

自分から関わろうとしてどうするんだ

私は平和に過ごしたいんだ

アイドルと関わることなく

『もう無理だと思うけど……』

うん、何人のアイドルと会ったんだろう

20人は超えてるだろうか……

まぁここにいるんだから、それは仕方ない

そして今、購買にいるんだが凄い人

あの中に飛び込むってのも勇気がいるな

ボトッ

『ん？』

するとひとだかりから、メロンパンが一つ落ちた

私は急いでパンを拾った

誰か落としたのかな？

私は周りを見回すけど、メロンパンに目も止めないで人気のあるやつを狙っている

まぁ貰えるもんは貰っとこう

私はメロンパンの値段を見て、お金を出して店員さんのところに行く

『すみません』

店員 ｢おや、Aちゃん｣

久しぶりと手を振ってくれる店員さん

『お久しぶりです』

店員 ｢ここでお昼ご飯を買うなんて珍しいね｣

『いつもはお弁当ですから』

店員 ｢忘れたのかい？｣

『朝、少しバタバタしちゃって作る時間なかったんです』

私がそう言うと目を丸くする店員さん

店員 ｢Aちゃん、自分で作ってるのかい？｣

『一応』

私の言葉に偉いねと言ってくれる店員さん

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