第468話 ページ23
道化師というより手品師みたいだな……
『とりあえず、私もう帰っていい？』
用は終わったっぽいし
夏目 ｢Aねえさん、もう帰っちゃうノ？｣
『聞きたいことは聞けたっぽいからね』
私は夏目の頭を撫でながら言って、ドアの方に向かう
零 ｢まだ終わってないぞ？｣
『……え？』
終わってない？
『まだなにか？』
零 ｢桜河くんとはどういう関係じゃ？｣
『関係……？』
どういうこと？
零 ｢抱きしめられても嫌な素振りは見せず、受け入れたと聞いておるぞ｣
『あーね』
確かに私はあの時嫌がらなかった
てか、急なこともあって驚いたし
しかも泣かれるし、大変だったのだ
『少し驚いてね』
零 ｢驚いただけで受け入れるというのかえ……？｣
『……こはくとは知り合いなの』
関係もなにもないといえば零は目を見開く
零 ｢しり、あい……？｣
『そうだよ』
私はそう言ってドアに手をかける
零 ｢A！ちょっとま『五奇人のみなさん』っ！｣
『今日はありがとうございました』
バタン
私は笑顔で言ってドアを閉めた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 91人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
明桜(プロフ) - 。さん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (12月23日 22時) (
レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (12月23日 5時) (レス) @page17 id: 3a193d111e (このIDを非表示/違反報告)
明桜(プロフ) - 苺さん» いつもありがとうございます！これからも頑張ります！ (12月20日 8時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
苺 - 続編おめでとうございます！ (12月19日 22時) (レス) id: e6af9339c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：明桜 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs miri1
作成日時：2023年12月19日 20時
