【あんスタ】あの日常が戻ってきた瞬間に来てしまった女の子10 (ページ2)

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第447話ページ2

『そろそろ行こっか』

そんな藍良を見て私は立つ

藍良｢えぇ！？｣

『こはくたちが待ってるよ』

藍良｢そうですけどぉ｣

そう言いながらも藍良は着いてきてくれる

まぁ私が手を繋いでるから仕方ないよね

てか、藍良ってこはくと友達なのかな……？

『藍良ってこはくと友達なの？』

藍良｢そうですよ！こはくっちとは元はネット友達で付き合いがあったんですけど、この世界に入ってからリアルに会えたんですよ！｣

『そうなんだ』

この世界ってアイドルのことかな

ネット友達ってことは、こはくが座敷牢にいた時からかな

藍良｢世の中って狭いですよね｣

『そうだね』

嬉しそうに話す藍良に私も笑顔で返事をする

そういえば……

『藍良ってアイドルが好きだったよね』

藍良｢はい！大好きですっ！｣

『そんなアイドルオタクの藍良がここにいて大丈夫？毎日、大変じゃない？』

そうだ、アイドルが大好きな藍良にこの業界は大変じゃないのか？

藍良｢大変ですよぉ！大好きな先輩方が沢山いて！でも、おれも大好きな先輩たちみたいにお客さんを笑顔に出来るようにしたいんです！！｣

『……そう』

そう言った藍良は笑顔だった