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MS｢なんで...だっけな｣
『...え？』
顎に手を当てて、まだ一点を見つめたまま、ぼそりと呟いたミンソク先輩。
MS「おぼえてない。」
『はぁ！？』
ピンッ！
髪をひと束、ミンソク先輩に引っ張られる。
『いったぁ、やめてくださいよぉ』
MS｢はぁ！？とはなんだはぁ！？とは、俺は先輩だぞまったく、礼儀がなってない｣
するする、と先輩が私の髪から手を離す。
『だからって髪ひっぱらなくてもいいじゃないですか〜』
ちょっと頬を膨らませてムッとしてますよアピール。
に、対してフッ、と笑うミンソク先輩。
笑うとやっぱりかわいい。
MS｢ひっどい顔だな、愛嬌の1つも感じられないぞ｣
あ、馬鹿にされた笑いだったんだ。やっぱムカつく、この人...()
MS｢そういや...夕飯は食べたか？｣
『あっ、まだです』
さっと手首の腕時計に目をやる先輩。
MS「ルハンに連絡して食べろって言おうかと思ったが...呼ぼうにもお前、携帯なかったよな」
『いや、ありますよ。ほら。あ、ルハンさんからわたされたんです』
ベットの上に置いてあったあのピンク色のスマートフォンを見せる。
MS「ふーん、ルハン、仕事が早いじゃないか」
『.....』
ちょっとの間の、沈黙。
今度は床を見て何か考えてるみたい。
何なんだろうな、この人。
結構嫌なこととか露骨に表情に出る人だと思ってたんだけどな。
今は、そんなミンソク先輩が何を考えてるのかよく分からない。
そもそもなんで、この部屋に＿＿＿＿
パッ。
ミンソク先輩と目が合う。
猫みたいな、大きな目と。
なんだろう。何を言うつもりなんだろう。
MS「携帯貸せ」
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caratちゃん(プロフ) - しぅるぅ最高すぎる。。。更新ファイティン (2019年7月27日 0時) (
レス) id: 7fca833944 (このIDを非表示/違反報告)
タンシウ(プロフ) - あさん、ありがとうございます！そう言って頂いて嬉しいです！これからしうちゃんの"裏"が出てきます！しうちゃんの元のイメージを壊しそうでこわいのですが、楽しんで貰えたら嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2018年1月29日 16時) (レス) id: 3273c9dcba (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - こういうお話大好きです！！更新待ってます！ (2018年1月29日 0時) (レス) id: 6aca94ca60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タンシウ | 作成日時：2018年1月20日 1時
