【３年A組】素直になれない彼らは

３月１日 ページ2

『ふぁ〜、眠っ』

あくびをしながらドアを開けようとする

『あれ？あかない』

宇「おっはよ！A！」

魚「Aちゃん今日も天使だわ〜」

後ろから挨拶してきたのは友達の宇佐美香帆と魚住華

『おはよ！二人とも、その様子だと朝からなーんかイタズラしてきたでしょ〜』

宇「あはは、バレてら？」

魚「ぶっきーに、ね」

『相変わらずだなぁ〜、あ！それはそうとこっちのドア開かないの』

宇「ふーん、ついに壊れたかー」

魚「でも、どうせあと１０日で卒業だし」

それもそうかと思いながら前のドアから入りました

『おはよー』

女「「おはよう！！」」

男「「・・・」」

相変わらず男子は私に冷たい(泣き

私なんかしたかなー

宇「おぉー、相変わらずだねw」

『笑い事じゃないよ！もう一年もこれだよ！？』

魚「ホントにこいつら素直じゃない(ﾎﾞｿｯ」

私は自分の席に向かって歩きだした
でも、必ず誰か足を引っ掻けてくる

『わっ』

里「ﾁｯ何俺の足汚してんだよ」

自分から引っ掻けてきたくせに

『自分からやってきたくせに、よく言うよ(ﾎﾞｿｯ』

里「うっせぇ！」

ドンッと私の背中を押され前に倒れそうになる

が

中「おおっと、大丈夫か？A」

『蓮〜』


里「ﾁｯ」


マジで紳士
どこぞの長身腹黒野郎とちがってね！
男子の中で唯一私に優しくしてくれる
めっちゃ優男！
それですずちゃんの彼氏！

中「おいおい、気をつけろよ？」

『ごめーん、でも相変わらず蓮は紳士だね！』

中「あはは、ありがと(他の奴らの視線が；」

蓮に助けられ、やっとこさ自分の席にたどり着いた
うー、朝なのにドッと疲れが・・・

諏訪「Aおはよー！」

『ゆづちゃーんおはよう！」

水「今日も朝から男子の嫌がらせ？」

『うん、でもすずちゃんの彼氏に助けられちった！』

水「蓮紳士でしょ〜」

『うん！マジ紳士！いいなーああいう彼氏持てて！』

水「ふふっ、じゃあAは私の彼女〜」

『うん！なる！今日からすずちゃんの彼女になる〜』

小「えー、私の推しなのに〜」

『あいあいおはよ！私もあいあい大好き！』

小「マジ推しが尊過ぎる」

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